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27話 二次選考 ページ28

そして10日目の朝方。



私は眠い目を擦り、モニター室で待機していた。





「やぁやぁ才能の原石共よ。身体機能強化トレーニングおつかれ」


絵心さんが一次選考を通過した選手達にモニター越しに話しかける。例のトレーニングのせいか全員が明らかに疲れ切っている。








「今ここにいるのは5棟25名ずつ。計125名の通過者たちだ。

まぁ察しのいい人間はもう気づいていると思うが青い監獄には伍号棟しか存在しない。お前ら全員はV〜Zの最底辺と思い込み、一次選考をバカみたいに戦ってたんだよ」











その発言を聞いた瞬間にまぁ当たり前だが批判が飛び交う。しかし彼は「その発言がぬるいっつってんだよバカが」と一蹴した。でも怒るよね普通。上の目指すべき人間なんて居なかったんだから。








「世界一になるためのゴールへの飢餓(ハングリー)。それを手に入れるのがブルーロックだ。そしてそのハングリーが世界を変えるエゴになる」






「さぁ、二次選考といこうか」






______






「というわけでAちゃんには引き続き選手たちのサポートね。怪我の予防、処置、トレーニング内容の確認、あと食事面とか。


あとこれ研修と医師体験の案内。取り合えず諸々よろしくー」









私はある程度外に出れる権利がある。勉強やこういった体験に参加するためだ。とはいっても家には全くと言っていいほど帰らなくなったけど。






『…あの絵心さん。まずは食事内容の改善とか…』


「何か言った?」


『何でもないです』











「ここからは己の1を100に変える戦いだ。クリアした者のみ進めるレベルアップステージ。Aちゃん、君も気を抜かないように」




『…イエッサー』

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苺子(プロフ) - ぺんぺんさん» コメントありがとうございます!読んで頂き嬉しい限りです(*´꒳`*)これからもよろしくお願いします! (2023年3月18日 23時) (レス) id: b537714951 (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぺん(プロフ) - 最初からとっても面白いので、ついつい熱中して呼んでしまっています・・・。これからも頑張ってください!! (2023年3月17日 20時) (レス) @page28 id: 0923c869aa (このIDを非表示/違反報告)
苺子(プロフ) - ユイさん» コメントありがとうございます!今あなた様に出会えたことに感謝です((更新頑張ります!(*'▽'*) (2023年3月15日 22時) (レス) id: b537714951 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ - 初コメ失礼します!もっと早く見つければ良かったです。好きです!応援してます (2023年3月14日 13時) (レス) id: 0e75ff5f17 (このIDを非表示/違反報告)
苺子(プロフ) - アレンさん» コメントありがとうございます!雪宮くんに振り回される夢主です((これからもよろしくお願いします…! (2023年2月4日 11時) (レス) id: b537714951 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:苺子 | 作成日時:2022年11月29日 16時

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