運命か不幸か。 (ページ19)

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2.05 ページ19

白石先生達にそう言った後、名取先生達も戻ってきた。

それと同時にホットラインがなった。

高所マンションから転落、

意識あり、だが様子がおかしいらしい。

横峯side

今日のヘリ担当は藍沢先生と私、冴島さんだった。

現場に行くと転落した女性がいた。

随分お酒を飲んでいるようで。

元気だな…、

「肺がんですか？」

藍沢先生が言い返す。

「はい、意識はあるんですが…肺がんがあります、、

あ、こちらです！」

ん？なんか誰かに似てる…

「翔北救命センターの藍沢です。大丈夫ですか？」

藍沢先生がそう聞く。

「誰よあんた！離せこの野郎！！」

そうすると暴れ出して、冴島さんが慌てて止める。

「あの、名前聞いて貰ってもいいですか？」

「葉山菜々子よっ！ていうかなんか頭痛いんだけど、早く助けてちょうだい」

葉山…？葉山、、

え？

葉山先生のお母さん？

藍沢先生も冴島さんもびっくりしていた。