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2.05 ページ16

白石先生は案の定びっくりしていた。

『白石先生に何がわかるんですか?

いいですよねこんな思いなんてしないでここまで来れたんですから。今みたいに何とでも言えますよね?

だけど私は部外者にこんな事言われるのが1番ムカつくんです、もちろん同情だってされたくない。

家族のこと忘れてたのにここに来てからすっごい思い出させられる。でも私は医者は辞めない姉みたいな人を沢山助けたい。

なんで私をもっと知りたいんですか?そんなに乗り込んでこないでください。だったらこの資料でも見ておけばいいじゃないですか。


…もう家族の話はしてこないでください。何か問題がある限り、。失礼します』


そう言って私は医局を出た。




「あっ、えっと…」



『今の聞いてたの?』


「聞こえちゃった、あ、、うん、聞いてた、」


『これで分かった?横峯先生達ももうこの事には触れないで』


私はスタッフステーションに向かった。

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作者名:し る う ぁ | 作成日時:2022年7月27日 23時

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