Dancers High【ボールルームへようこそ×ハイキュー!!】

Heat 3 ページ5

そんなある日の放課後だった。





えっと、勉強しない国語は置いて帰ろ。


教科書が1.2.3.4冊…ノートが1.2.3.4.5冊…


よっし！おっけい！！


ランドセルにつめt
｢Aちゃーん！早く帰ろー！｣


咲ちゃんが廊下から呼んでる
…相変わらず声でかいな咲ちゃんよ…


貴｢うん。ちょっとまってー！｣


急がなきゃ。


ガラガラ…


私が扉に手をかける前に勝手に開いた


？｢あ。ごめん。｣


私よりちょっと背の低い男の子が謝る


貴｢あー。うん。大丈夫。…誰か探してる？？｣


その子は教室の中を覗き込んで周りを見回してた


？｢うん。俵藤Aって子なんだけど。｣


…。ん？私？わっちでございやすか！？
え。私キミとなんか一悶着あったっけ。
初めてお会いしますけど…名札の色見る限り同じ学年なのに見かけたことないんですけど…


貴｢…わ、私だよ。｣

？｢へ？｣


キョトンとすんな！


貴｢だから、俵藤Aって私の名前！｣

？｢(・・)｣



…… ぽく、ぽく、ぽく Ω＼(-ω- *)ﾁｰﾝ


貴｢っいや！固まんなや！！｣

？｢あぁ。ごめん。｣


なんだちゃんと女の子だったんだ…だってさ！
なんかごめんね！？ケンカ野郎でごめんね！？

てか、あんたの名前何！？


？｢俺の名前は青木帝輝。｣


あ。言ってくれるのね


帝｢あのな…お前にさ…えっと…その…｣



…え。急にどがんしたと！？


あ。九州弁出ちまった。


そんなにソワソワきょどっちゃって…
こっちまで緊張してきたじゃん


貴｢う、うん…なんでしょうか…｣

帝｢…！！一緒にダンス習って下さい！お願いします！｣


…覚悟決めました！みたいな顔でいきなり何を言い
出してるの…そんな勢いよく頭下げんでも…


…ん？てか、なんて言ってた？？だんs


咲｢Aちゃーん！もう先かえるよー！！私5時から塾なのー！｣

先生｢こらー！咲ちゃん外から叫ばない！！｣


…咲ちゃんごめんよ。今の今まで咲ちゃんの存在忘れてたぜ…


貴｢ごめーん！咲ちゃん！帰ってていいよー！｣


バン！と廊下の窓開けて返事をする


先生｢Aちゃん！あんたもだよ！そこから叫ぶな！！｣


…先生も外から叫んでるじゃんっと思いつつ一応謝っておく。

やれやれと思い振り返ると


帝｢(´・ω・`).;:…(´・ω...:.;::..(´・;::: .:.;: ｻﾗｻﾗ..｣

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