Dancers High【ボールルームへようこそ×ハイキュー!!】

Heat 10 ページ12

学校の中に入ると入試合格の独特な雰囲気とは違い、県立高校の凛とした空気が漂っていた。


生徒｢あ！教頭先生！おはようございます！｣


野球部の先輩が帽子を脱いで頭をきっちりと下げていた。


教頭｢ああ。おはようございます。今日も練習頑張って下さい。｣

野球部｢はい！失礼します！｣


チラっと目があったため軽く笑って会釈すると


野球部｢////｣


…先輩も会釈してくれた。

A｢高校生って礼儀正しいんだね！！｣←

帝輝｢野球部は厳しいからなー。(アイツ絶対Aに惚れたな…)｣

教頭｢うちの野球部は挨拶と礼儀が正しいので有名なんですよ。成績もベスト4には入るので、学校の誇りですね。｣

A･帝輝｢へぇー。｣


ガチャ…


教頭室ってほんとにあるんだ…


教頭｢そこに座りたまえ。｣

A｢あ。はい。失礼します。｣

帝輝｢失礼します。｣





教頭｢はい。｣


と言って差し出されたのは美味しそうな湯気が出ているコーヒーだった。


A｢ありがとうございます！！｣

帝輝｢ありがとうございますw美味しそう！｣

教頭｢外は寒かったでしょう。それでも飲んで暖まって下さい。｣


お言葉に甘えてコーヒーを一口。
！とても美味しい！！


A｢美味しいです！｣

教頭｢それはよかった。｣

帝輝｢それで、ここに呼ばれた理由は？｣

教頭｢実はだね。俵藤さん。｣

A｢はい。｣

教頭｢今回の入学者代表の挨拶を君にして頂きたくて。｣

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