【JO1】chocolate ×Syoya× (ページ7)

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Aちゃんが、俺があげたチョコレートのこと
調べたみたいで見せてきてくれて。

これ、誘われてる？
いや、行こうとか言われてないから
早とちりしそうになった…危ない。

「料理はなるべくするようにしてるけど
ひとりで食べるとなるとね…(笑)」

碧「食べてくれへん人に作るんも、しんどかったやん」

「まあ…(笑)もういいんだってば(笑)」

この会話からして元彼とかかなー。

目の前の料理を食べながら聞いてないようで
聞いてる俺は聞いてませんよオーラを
放ちながら食べ進めてると

純「翔也やったらそんな事せぇへんよな(笑)
俺もせぇへんけどな！」

碧「普通はしないけど」

翔「え？！あ、うん、絶対しないかな」

話は来ないだろうなぁって思ってたから
いきなり振られて、ちょっと焦って
Aちゃんを、チラッと見ると

翔「なんかあった？(笑)」

「ううん(笑)」

Aちゃんは一切れのピザを持ったまま
口には運ばずにこっちを見ていたんだけど…

「本当、食べるの好きなんだなぁと思って(笑)」

翔「うん。幸せな気分になる(笑)」

そう言うとAちゃんも一口…って

翔「めっちゃいくね(笑)」

うんうんって頷いて答えてくれるんだけど
口はいっぱいだから(笑)

あの、女の子独特のおちょぼ口で…みたいのはなくて
食べる時は食べる。が良いなぁと思ったんだよね。

碧「Aはほんま変わらんな(笑)」

純「めっちゃ美味そうに食うやん(笑)」

なるほどね。碧海にはそう言う顔、するんだね。

でも俺はそんなこと考えてるとか思われたく無いから

碧「翔也、飯食うたよな？(笑)」

翔「うん、食べた」

「…おいしいと食べちゃうのはわかるよ(笑)」

翔「…うん」

食べ方綺麗とか言われると照れるんだよなぁ…

皆でその後ちょっと飲み物飲みながら
話したりしててお会計はちゃんと割り勘…
だったんだけど

純「Aちゃんはええよ。俺が払う」

「え！良いですって！」

純「チョコレートのお詫び！ええかな？」

レジ前で2人のやりとりを後ろで待ちながら
見てるんだけど

碧「…気になるん？」

翔「え？！」

碧「わかるで。その気持ち」

翔「え？何？！」

碧「なんも無いで(笑)」

あっ、もしかして？

…え。嘘でしょ。