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碧「やっとって感じやな」
翔「ん？」
碧「惚けるん？(笑)」
翔「Aとのこと？」
碧「それ以外何があんねん(笑)」
昨日の一件からの今日、そして今は
学食でご飯中な俺と碧海。
碧「…幸せになれよな」
翔「うん。ちゃんと大切にする」
碧「おう」
俺はこのまま後は大学生活は
楽しいまま過ぎていくんだと思ってたんだよね。
何もなくさ。
純「おお！翔也！やったな！」
翔「声大きいよ(笑)ありがとう」
碧「拓実くんには話したん？」
翔「Aが言ってると思うんだけど」
純「そう言えば拓実も好きなやつ居るんやけど
なんか、叶わぬ恋だとか言っとって」
翔「…それってさ」
純「ん？」
いや、やめておこう。
自分から言わなくてもいいし。
でも、純喜くんの言葉の流れからして
察するにさ…
翔「え」
碧「どしたん？」
翔「Aから連絡きたんだけど
今日、拓実くんと夕飯食べに行ってもいい？って」
碧「どうすんねん」
翔「ダメって言いたいけど幼馴染なんだよね？」
純「せやな」
翔「ダメって言ってもいいと思う？」
碧「ただダメやなくてちゃんと理由も伝えた方が
ええやろ」
翔「うん…でもなぁ、そこまで制限するのも…」
拓実くんはそんなことする人じゃないし
Aもちゃんと聞いてきてくれてるし
だから…
翔「いいよって言った」
純「えらいな」
翔「信じてるし大丈夫」
碧「ちゃんと連絡はつくようにしておいた方がええよ」
翔「うん」
前回のこともあるし
またあの人が現れてもおかしくもないし。
翔「ありがとう」
純「何かあったん？
めっちゃ深刻な顔してんねんけど」
碧「まあ…」
純「なんかあったら言ってな？」
翔「ありがとう。本当に」
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作者名：Chii。
| 作成日時：2021年10月5日 23時
