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【魔法】
生物の体温 又は 物質の温度を急激に下げる魔法。
基本的には水を急速冷凍し、氷にして使用する。氷を操る魔法だと周りの生徒には思われている。本人も人と必要以上に話したくないと思い弁解しないので勘違いしたままの人が学園内に多く存在する。
氷を造り出す魔法はある程度の魔力があればできる魔法なので、特別高難易度という訳では無い。むしろ簡単な方。そのため、彼女の得意魔法を氷を造り出す魔法だと思っている生徒は大概彼女が魔法使いとしての才能がないと思っている。そのため、彼女は学園内では特別目立つことは無い。
彼女が実際に使っている魔法は氷を造り出す魔法よりも高難易度のもの。技術がないと使えない魔法。正しくいえば、氷を造り出す魔法の高難度の応用魔法。水だけに限らず、どんなものでも物体の温度を「急速に」冷やすことが何よりも難しい点。ゆっくりでもいいなら技術がなくてもできる。しかし、瞬く間に冷やし、凍らすことが出来るのはこの魔法を使い慣れていないと出来ない。
使い勝手が決して悪くないため、使いやすいといえば使いやすい。彼女の応用次第で様々なものに使える。
デメリットは使えば使うほど彼女の体温が下がっていくこと。使い過ぎれば彼女自身が低体温症となり、身体に障害を起こす。酷い時には倒れてしまったりすることも有り得る。彼女は見境なく魔法を使うタイプでは無いので、使いすぎることは基本的には無いため、重症になることはほとんどない。かなり広範囲や強固な魔法もある程度は使えるが、人前ならば目立つような魔法は絶対に使わない。
元々、そこそこ質の良い魔力を人並み以上に持っているので、魔法を使う授業では特に難なく進められている。が、敢えて応用の少し難しいものはできないふりをしてみたりと、出来すぎないように平均を保つように意識している。これは全て彼女が目立たないようにしているからこその行為である。できすぎても出来なすぎても目立ってしまうのをしっかりと理解している。
【性格】
彼女は、プロテスタント内で使う性格と普段生徒の前で使う性格をきっちりと分けている。いわゆる裏表が激しい人という感覚。また、普段の学校生活では、それを絶対に周りの人に悟らせまいと行動している。
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