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あっという間に着いてしまった集合場所。
時間はまだ少しだけ早くて、首にかけている懐中時計を見ると、時刻は午前9時45分。
少し早いが、両親を共に待たせるのは悪いと思い、その場で別れた。普段は持たないような大きな荷物をもって、少しふらつく足取りで立ち上がる。
「じゃあ、行ってきます。」
笑ってそう言うと、両親は笑顔で行ってらっしゃい！と返した。
両親に背中を向けて、私はそっと1歩を踏み出す。砂浜はとても柔らかくて、ふわふわとした優しい感覚に魘われる。
カバンの中にはスニーカーも入れてあるが、海辺だし、と思ってサンダルを履いてきて正解だ。波が押寄せるので、そっとその波につま先を入れると、ひんやりと冷たい感覚が伝わる。とても気持ちいい。
「集合は船着き場だったよね。」
そう思い出し、近くに見える船着場に向かう。船着き場には、大型では無いが、10人以上が確実に乗れるであろう豪華なクルーザーが止めてあった。
もしかして、こんなに豪華な船で行くの…！？と内心ハラハラしながら進む。船着き場の辺りには小さめな簡易的な小屋みたいなものがある。そこで受付をするのかな…？
どうしたらいいのかは分からないが、招待状を左手に握りしめ、朧気な足取りで、そこに向かった。
◇島への道［朝黄 沙耶香］→←◆1歩目を踏み出して［冬涙 雪］
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暁月��(プロフ) - 終わりました。 (2020年3月13日 13時) (
レス) id: df722739a2 (このIDを非表示/違反報告)
暁月��(プロフ) - 全然更新してなくてすみません……!更新します。 (2020年3月13日 12時) (レス) id: aa4d81d32f (このIDを非表示/違反報告)
柄餅(プロフ) - 更新しました！ (2020年3月9日 14時) (レス) id: 89bccbc21d (このIDを非表示/違反報告)
柄餅(プロフ) - お久しぶりです。更新します。 (2020年3月9日 14時) (レス) id: 89bccbc21d (このIDを非表示/違反報告)
ろるさん。低 浮 上(プロフ) - 終了致しました。 (2020年3月9日 14時) (レス) id: ed26235569 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：この夏は君と。参加者一同 x他9人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2019年10月1日 17時
