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◆世界観 ページ1




ここで、ひと夏の思い出を作りませんか?





もうすぐ夏を迎える、そんな春の終わり。


貴方の元に届いた手紙には、いくつかの景色の写真と、そんなメッセージ。

そして、アンティーク調の小さな鍵が入っていた。鍵の持ち手の部分には宝石がはめられている。



綺麗に整備された施設。

木々が揺らめく広い庭。

ソーダのようにキラキラと輝く海。

お腹がすいてくるような数々の料理。


封筒の写真には、様々なものが映っていた。


誰からの手紙なのか、一切の記名はない。

不思議な雰囲気を醸し出す招待状を手に、指定された日に指定された場所に向かう。

行き先を知らないまま、そこから大きな船に乗り、着いた場所はとある美しい島。


木漏れ日の道を進んだ先に見えたのは、アンティークな雰囲気の大きな館。


館のロビーに入ると、大きなモニターが上から現れる。




「お集まり頂きありがとうございます。私はこの、結葉の館の管理人であり、支配人の(えにし)と申します。お見知り置きを。さて、この場所に皆様をお呼びしたのは、ひと夏の思い出を作っていただくため。そちらもあるのですが、もう1つ目的があります。」


突然、顔を狐の面でおおった人がモニターに映り、話し出す。

声は加工してあるようで、機械的で無機質な声に聞こえた。




「もうひとつの目的……?」





手紙には書いていなかった内容に、キョトンとする少女。

睨むように管理人の映ったモニターを見上げる少年。




「まぁ、それは後々分かることです。私は皆様が、楽しむお手伝いをさせて頂くのみです。あ、あと言い忘れておりましたが、皆様がここで過ごせるのはこの夏の間のみになります。ひと夏の素敵な思い出を作ってくださいね。では。」



それを最後にプツリと映像は切れた。


さて、これから少年少女はどうするのだろうか____

◇用語説明→



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*ろろ*ー狼炉ー(プロフ) - あっそうだ前のは消して頂いても大丈夫です! (2020年3月11日 9時) (レス) id: 302115e0d2 (このIDを非表示/違反報告)
*ろろ*ー狼炉ー(プロフ) - 和椛 湊さん» ありがとうございます! (2020年3月10日 19時) (レス) id: 302115e0d2 (このIDを非表示/違反報告)
和椛 湊(プロフ) - *ろろ*ー狼炉ーさん» 派生作品の提出、ありがとうございます!確認しました…!告白の言葉で短編…!素敵ですね。こちらもリンク集に載せさせていただきます! (2020年3月10日 19時) (レス) id: 0db6a1be4a (このIDを非表示/違反報告)
*ろろ*ー狼炉ー(プロフ) - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/ankoku1291/派生作品をリニューアルしました! (2020年3月10日 17時) (レス) id: 302115e0d2 (このIDを非表示/違反報告)
和椛 湊(プロフ) - …*☆紫猫姫☆*…さん» 本編小説の更新が止まってしまっていることに関しては本当に申し訳ないです…汗 2作品目の派生作品の提出、ありがとうございます…!ネタ系の派生作品は今までなかったので新鮮でとても面白かったです…!ありがとうございます!こちらに載せさせていただきますね…! (2020年2月20日 19時) (レス) id: 0db6a1be4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:和椛 湊 -wakaba sou- | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年9月8日 14時

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