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私が全然料理ができないことにおばあちゃんは相当驚いていた。


「あんたそれじゃお嫁に行けないよ!」


なんて気の早いことを言ってキッチンに立たされた。


お嫁さんか…考えたこともなかった。

































今は便利なご時世ですし?


お湯と3分あれば出来ちゃうような、レンジでチンすれば出来ちゃうような、


そんな商品も売ってるし?


…だいいち、涼介が料理できちゃうし。

































宣言通りのご馳走を食卓に並べてくれた。


「洗い物はAがやります!」


なんてお酒が少し入ったママが言ったせいで、3人分のお皿洗いを任された。


仮にもお姑さんの前であんな醜態晒して大丈夫なのかと娘が気にやむよ。

































「ああ!しまった!!A!」


A「なにー?」


泡だらけのスポンジを握りしめたまま振り返った。


赤ら顔のママとおばあちゃんが座ってる。

































「冷蔵庫!涼介くんに言い忘れた!」


A「…え?」


単語で話されちゃわからん。


食器棚にお皿を戻してスマホを手に取った。

































A「……。」


出るかな。…出なさそう。いつも出てくれないもんね。


何コール目か耳を通り抜けたら切り替わった。


涼介《…なんだよ。》

































…不機嫌?…ゲームの途中邪魔したとか?まあいいや。


A「ねえご飯もう食べちゃった?」


涼介《まだ。》


A「あ、よかったー。」

































A「冷蔵庫にね、昨日の残りのグラタンがあるんだって。それ食べちゃってほしいんだって。」


確認してるのかバタン、と戸が閉まる音がした。


序でにラッキーなんて呟いた声も。


A「…それだけ。」

































涼介《ああ。じゃあ…》


A「えっ、ちょっと待って!」


…なんかさあ!!…呆気なくない?!


もっとこう…漫画とかだと…

































涼介《もう切っていい?》


A「待っ…!…なんかさ!…電話だと涼介の声優しく感じる…」


切られるのはなんとか阻止したいと咄嗟に出た言葉を取り消したいよ。


A「ごめん…忘れて…」





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設定タグ:山田涼介 , Hey!Say!JUMP , 中島裕翔   
作品ジャンル:恋愛
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めがねっこ(プロフ) - 次から次へと…主人公ちゃんの入院中のことも気になりますが何より伊樹先輩が涼介くんに何を言ったのかも気になる…お見舞いに来なかったのもなにか関係あるのかなあなんて1人でもやもやしてます(笑)あと裕翔くんも何か言いかけた…気になりすぎます!! (2017年11月3日 1時) (レス) id: f984b0844c (このIDを非表示/違反報告)
すけさん。(プロフ) - 気になる気になる。入院している間に何が起こってたの?!!模試頑張ってください!^ ^ (2017年11月3日 0時) (レス) id: 030895ae91 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - 輝莉花さん» コメントありがとうございます! 頑張ります! (2017年11月2日 17時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - ゆきえさん» ありがとうございます! (2017年11月2日 17時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
輝莉花(プロフ) - 続きめっちゃ気になります!無理せずつ頑張ってなください! (2017年11月1日 17時) (レス) id: efaf790b25 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あすみ | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/0059_asumin  
作成日時:2017年9月2日 9時

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