【紅野の襲撃編】7 ページ26
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ユタカ「佐川やったの、俺なんだよね」
さっきまで大人しかったユタカさんの
衝撃の一言。
まさか佐川さんをやったのがユタカさんだったなんて。
てっきりユタカさんはケンカが嫌いなのかと思ってた。
三橋「お前みたいな弱虫に俺は倒せねぇよ。出直せ。
あとAちゃんにもう構うな。
狂犬から噛みつかれてもしらないぞ？」
その瞬間
怒りを我慢できなかったユタカさんが三橋くんに殴りかかる。
それを避けた三橋くんのがら空きの背中に紅野さんが渾身の蹴りをいれた。
そこから始まった交戦。
完璧すぎるフォーメーションに
さすがの三橋くんでも苦戦しているようだ。
『三橋くんっ！！』
咄嗟に名前を叫ぶと
その瞬間、三橋くんが右ストレートを岩田さんにくらわす。
紅野さんも周りも
その一撃に驚いている。
私は知っていた。
三橋くんはずるくて卑怯な手をつかうことも多々あるけれど………すごく、強いんだってことを。
しかし
あまりにダメージをくらっていたのか
三橋くんは片膝をついてしまった。
そんな三橋くんの顔面を蹴ろうとする紅野さん。
だめっ！それはさせないっ！！
必死に紅野さんを横から突き飛ばす。
その拍子に紅野さんがよろめいたと同時…………
開久「「いたぞ！！！！」」
向こうの曲がり角から
開久の生徒たちが何十人もやってきた。
さっき、道でボコボコにされたあの男の人がきっと開久に知らせてくれたのだろう。
一斉にこちらに向かってきた開久の人々の勢いに苦笑いを浮かべる東京組。
紅野「田舎もんの結束やべ〜〜！！」
窮地に立たされているというのに
何故だか楽しそうに紅野さんたちは走って逃げていく。
『三橋くん大丈夫？』
三橋「あぁ大丈夫」
座ったままの三橋くんを立たせると
後ろから、開久の生徒の一人が私に声をかけてきた。
モブ「………相良さんが酷く心配してました。めったにあそこまで怒ったことはみたことないっす……とにかく、無事で良かったです」
相良くんのところへ護衛するとまで
言ってくれたけど断った。
相良くんに会って抱き締めてもらいたい気持ちは山々だっんだけど
私を助けてくれ、守ってくれた三橋くんを
このままにしておくのが逃げるみたいで、嫌だったんだ。
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もち - この作品しゅき…いつも癒しをありがとうございます！ (2018年11月25日 17時) (
レス) id: a39dedaf45 (このIDを非表示/違反報告)
線。(プロフ) - ゆっちゃんさん» こちらこそリクエストありがとうございました(^^)喜んでいただけて本当に嬉しいです！！期末テスト頑張ってください！！ゆっちゃんさんが頑張れるように私も更新頑張ります！これからもよろしくお願いいたします！！ (2018年11月24日 9時) (レス) id: fed7386e47 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっちゃん - リクエストの文化祭編作って頂きありがとうございます！ニヤケが止まりませんでした！水曜日、期末のテストなんで線。さんの小説を見ながら勉強頑張ります！ (2018年11月24日 7時) (レス) id: 833c1dc268 (このIDを非表示/違反報告)
線。(プロフ) - あのさん» お久しぶりです！突然、すみません……！リクエストいただいていたクリスマスのお話を書き上げることができました！しかし、小説を作るにあたっての都合によりクリスマスシーズンでの公開を予定しています！申し訳ないです。。遅くなりますがお待ち頂けると幸いです！！ (2018年11月24日 3時) (レス) id: fed7386e47 (このIDを非表示/違反報告)
線。(プロフ) - なーなーさん» ありがとうございます！！リクエストに沿っているのでシリアス展開が意外と多いかもしれません！書くのがとても楽しいです。これからもよろしくお願いいたします(^^) (2018年11月24日 1時) (レス) id: fed7386e47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：線。 x他1人 | 作成日時：2018年11月17日 20時
