【守りたくて守られて】6 ページ43
.
『……』
ゆらゆらと揺られているのは
三橋くんに背負われているからで。
お決まりのごとく
目の前に広がるのは眩しいくらいの金髪だった。
『……………』
帰り道。
傷が痛んで苦しいけれど
それよりも
沈黙が続いていて、すごく苦しい空間。
伊藤くんも三橋くんも
マジでやばいくらい怒っていて
話しかけるに、話しかけられない。
私が１人で背負おうとしたことに対して
彼らは大変お怒りのようだ。
風も冷たい。空気も冷たい。
そんな沈黙を破ったのは
私を背負っている、金髪だった。
三橋「こんなバカな真似、二度とすんな」
その声さえも冷たくて
なんて返せばいいのかがわからずに
背中に顔を埋めた。
三橋「………お前に守ってもらわなくても
俺達は強いってよーくわかっただろ？」
コクン………
顔を埋めたまま頷けば
伊藤くんが手を伸ばし
私の頭を優しくなでた。
三橋「……………でもよ」
.
三橋「守ろうとしてくれてありがとうな」
今度は優しい、声だった。
その声と
三橋くんにしては珍しすぎる言葉に顔をあげると
少しだけ見えるその頬は赤く染まっていた。
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aj_iamay(プロフ) - 1〜4見たいのでパスワードを教えていただきたいです。どうかお願いします (4月5日 13時) (
レス) @page45 id: 76354ec14b (このIDを非表示/違反報告)
るあ(プロフ) - 1〜4見たいのでパスワード教えてください🥹 (7月28日 14時) (レス) id: 400c031e62 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 私も１〜４探してます、、、 (2022年5月11日 1時) (レス) id: 07edec6618 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣(プロフ) - この物語の1〜4はないんですか？ (2021年5月29日 18時) (レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
Tomorrow(プロフ) - 線。さん» えへえへえへえへえへえへえへえへえへえへえへ笑続編一生のお願いですｰ!!!最高ですねー笑 (2018年12月31日 20時) (レス) id: aeb26b76f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：線。 | 作成日時：2018年12月28日 17時
