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廉が急に笑いだした。
私と紫耀は、え？というような表情で固まる。
廉「紫耀さ、それそっくりそのままお前に返すわ。
その女優が寂しい時とか苦しい時に隣にいんのはお前じゃねーだろ？
全部Aのせいにしてんなや。ほぼお前やん」
図星をつかれた紫耀は、廉に向かって
紫耀「お前には関係ねーだろ」
そう言った。
A「ちょっと！廉に当たるのは間違ってる！」
カバーしようとしたが、廉は、
廉「このままここにいたら余計なこと言いそうだから俺帰るわ。
またな、A」
そう言って私の頭をポンポンした。
その仕草を見て紫耀は、
紫耀「なんだそれ」
鼻で笑いながら、私に背を向けて歩き出した。
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作者名：chocolate | 作成日時：2020年7月1日 1時
