Jellyfish【平野紫耀】 (ページ34)

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インターホンが鳴った。

オートロックを解除して廉をマンションの中に入れる。

2分もたたないうちに、家の玄関のインターホンが鳴った。

私が部屋の鍵を開けて、廉が入ってくる。

廉「…泣いたん？」

頷くと、

廉「よく頑張りました」

そう言って私の頭を撫でようと廉が手を上げた瞬間、

抱きついてしまった。

一瞬、驚きからか廉は固まっていたが少しすると

よしよし

と言いながら頭を撫でてくれた。

廉「なー、お前ほんまに勘弁して！これ高いやつ！
お前、おれが高い服着てる時に限って鼻水つける！
おい～！」

そう言われたのが面白くて、

涙でぐちゃぐちゃになった顔を上げて、廉のことを下から見つめると

廉「あ、すごい笑」

そう言った。

A「ん？」

廉「顔、涙でぐちゃぐちゃでも可愛いわ笑」

そう言ってくれた廉に対して大好きが溢れて

A「廉～！！！」

笑いながら泣いた。