Jellyfish【平野紫耀】 (ページ28)

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今回の歌番組は、生放送なので自分の番が来る1時間前に入ってセットをしてもらっていた。

その時に、

携帯に廉からラインが入った。

廉お前の楽屋どこ?

A奥!扉入って一番奥!

廉着替え中?

A終わってる

既読がついてから返信がなかった。

10分も経たないうちに私の楽屋にノック音が聞こえた。

A「はーい、どうぞー」

廉「邪魔すんで～」

A「廉くんじゃないですか笑」

廉「なんや、おもったより元気そうやん」

A「そう？そう見えるならよかった」

廉「でも痩けたな笑笑」

A「いやーダイエットにはちょうどいいね」

廉「紫耀…いるよ」

今までふざけてたのに急に真剣な顔をして私に言ってくる。

A「まあ。廉がいるからね笑」

廉「お前、俺たちの2個前が出番だったから舞台袖で会えるかもな」

A「あ、そうなんだ。会えたら、声かけるね」

廉「おう、頑張ろな」

いつものように、頭をポンポンとしてくれる。

そのおかげで安心して、いつも通りとは言えないけれど、それに近いパフォーマンスができそうだった。