6-49 粒目 赤葦side ページ49
木「おめでとう。ホントおめでとうなんだけど…練習前に男2人で買い物って…。」
水宮と付き合うことになった
というか…
強引に彼女にした翌日。
練習前に木葉さんを呼び出した。
赤「すみません。俺1人で選べる自信が全くなくて…。」
木「別に俺も慣れてる訳じゃねぇからな…。まぁ、協力するけど。」
赤「ありがとうございます。」
木葉さんを呼び出したのは
水宮に渡すプレゼントの買い物に
付き合ってもらうため。
付き合いましたの報告に
大盛り上がりの木葉さんを
そのままの勢いで付き合わせた。
ノリと流れとはいえ、
夏のハードな練習前に
なんだかんだ付き合ってくれるんだから…
ダルそうにする事が多いけど
すごく面倒見の良い先輩だと思う。
木「どんなのが良いかねぇー。」
赤「ふふ。心強いです。」
木「木兎じゃなくて…俺を選ぶあたり、ナイスチョイスだわ」
目的の店に向かうまでにぼんやり思い返す。
水宮と付き合うだけで…
とりあえず十分だろうと思ってた。
だけど実際は、
彼女と触れ合ううちに
もっと…もっと触れたいと
欲求が溢れてくるし
恥ずかしそうな、困った様な表情の水宮が
本当に可愛くて、
この姿を他の奴に見せたくないと…
今まで以上に独占欲が出てきた。
今回のプレゼントは
軽く拒否されたキスマークに代わる物。
より周りにわかりやすく
彼氏がいるとある程度アピールしてくれる物
木「そもそも、そんなの必要あるのか？Aちゃんはモテるだろうけど、心配いらないんじゃねーの？」
赤「いえ…本当なら、呼び出されたり下心持たれるだけでも腹立たしいので。」
木「おう…そうかよ…。」
赤「あとは…結構、強引な手使って手に入れたので……。」
木「………へぇ。」
好きだと伝えた訳じゃない。
好きと言われたわけでもない。
だから、抱きしめるより先に進めなかった。
気持ちが通じてから先に進みたいのに
これからは触れるだけでも、たぶんマズい。
そのうち自分の理性が耐えられなくなりそうだ。
あまり、触れられない。
あまり、会えない。
好きと伝え合うわけでもない。
だからせめて形が欲しかったのもある。
木「どんなのが良いんだよ？」
赤「思いっきり、彼氏があげたっぽいやつです。」
木「ホント…お前怖いわ。」
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chocola ぽんむ(プロフ) - どれみ様 コメントありがとうございます！ドキドキして貰ったところから、だいぶお待たせしてゴメンナサイ。。ここからまた頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年12月26日 21時) (
レス) id: ecbc6eb541 (このIDを非表示/違反報告)
どれみ(プロフ) - 赤葦くん！！もう赤葦くんの告白からドキドキがとまりません。通知が来るたびにやにやしてしまいます！素敵な物語ありがとうございます！ (2020年12月21日 19時) (レス) id: d721a38bc3 (このIDを非表示/違反報告)
chocola ぽんむ(プロフ) - mamitomami様 いつもありがとうございます！ようやくここまで来ました！そして、敢えてキュンと来ない告白の感じにしました。あかーしらしい気がしたので…。。。いつも嬉しいコメントありがとうございます！頑張ります！ (2020年12月21日 19時) (レス) id: ecbc6eb541 (このIDを非表示/違反報告)
mamitomami(プロフ) - やっときました。待ってましたこの展開を！！赤葦くんらしい。ぽんむさんのかくハイキューメンバーとても好きです。とてもイメージしやすいです。これからの展開楽しみにしています。頑張ってください。 (2020年12月21日 9時) (レス) id: fb1f5e03e2 (このIDを非表示/違反報告)
chocola ぽんむ(プロフ) - え様 ありがとうございます！！！長くなってしまいましたが、最後までなんなくは出来上がってますので、更新スピード不安定ですがよろしくお願いします！コメント凄く嬉しかったです！ (2020年12月1日 9時) (レス) id: ecbc6eb541 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんむ | 作成日時：2020年11月26日 5時
