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2-49粒目 赤葦side ページ49

翌日の部活終わり




部室で着替えを済ませ、

スマホを見る。

"こちらこそ来てくれてありがとう。一緒に食べてくれて楽しかったです。"

昨日の夕飯のお礼を言うと

お礼で返ってきた。




木「良かったな。連絡先聞けて。」

突然木葉さんに話しかけられた。




赤「…なんで分かったんですか?」

木葉さんは一切こっちを見ずに

自分の荷物をまとめている。

木「なんでって。

お前がそんなずーっと優しく笑うの、水宮ちゃん以外ないだろ。」

赤「!!?」






自覚ないのかよ。と呆れたように言う木葉さん。




木「白福にも聞いたし、俺もそりゃそうだと思ったけどさ。」

木葉さんは少し上を向いて

思い出したように話し始めた。




木「赤葦の"気になる子"だいぶモテるらしいから、会える時間大切にしろよ。」




昨日、水宮が電話で話していた姿が頭に浮かぶ。







バシッ

木「頑張れよ!」




木葉さんは俺の背中を叩いて部室を出た。









「あかーしー!まだー??」

木葉さんが部室を出て扉を閉めると

扉の向こう側で待っている

木兎さんに急かされる。


赤「もう少しです。そんな焦らさないでください。」

たぶん水宮に返信を打ったりしてるから

いつもより時間がかかっているんだろう。




少し急ごうと思っていると、

木兎さんは達の話し声が聞こえてきた。

兎「なぁなぁ!Aって今日もまだ東京いんのかな!?」

木「知らねーよ。お前、今度は合宿でな。って言ってたろーが。まぁ、赤葦に聞けば?」

兎「赤葦?」

木「さっきも水宮ちゃんと連絡取り合ってたぞ」




木葉さん余計な事を…わざとだな




兎「なぬ!?ずりーな!俺もライン聞けば良かったー!!」





ガタッ

赤「…水宮なら、帰るのは明日ですよ。」

俺は部室から出るなり、木兎さんに言った。





兎「マジ!?『仕事で疲れてると思うので
押しかけようとか思わないように』

兎「…………。」





赤「わかりました?」

兎「………はい。」

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ことり(プロフ) - 赤葦のターンでもう毎回ギュンギュンしてます、、控えめに言って最高です…!!続きも楽しく読ませていただきます( ´ ▽ ` ) (2021年2月8日 22時) (レス) id: 676d79dd2d (このIDを非表示/違反報告)
chocola0810(プロフ) - 麗様 ありがとうございます。なるべくお早めの所で確認作業させていただきます。申し訳ないです。 (2020年9月21日 22時) (レス) id: ecbc6eb541 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 月島の台詞で連絡帰ってこないって・・のところ帰ってこないではなく返ってこないではないだと思います (2020年9月21日 21時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
chocola0810(プロフ) - 麗様 いつもありがとうございます!不備が多い中続編までありがとうございました。改めて全体確認予定です。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。 (2020年9月21日 21時) (レス) id: ecbc6eb541 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 兎「まゆー! 俺の予備のサポーター取ってくれねー?」も名前変換できてない?です、、、 (2020年9月21日 19時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽんむ | 作成日時:2020年9月6日 23時

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