3-37 粒目 赤葦side ページ37
黒「おーい。大丈夫かよ。」
貴「大丈夫。大丈夫ですから…。」
フラフラとコートから出ようとする水宮を
黒尾さんが右肩に軽々担いだ。
かなり雑な担ぎ方に全員焦る。
木「ぉおい！持ち方！持ち方あんだろ」
黒「だってお姫さまって感じでもねぇだろ。良いんだよ…寝かしてくる。」
ゆっさゆっさと激しく揺さぶる黒尾さん
さすがに見てられず止めに入ろうとした。
赤「ちょっ黒『ちょっ…と…！！！』
されるがままだった水宮が
急に声を上げた
貴「そ、んな激しく…しちゃ…やだぁ…………」
「「「っ/////////」」」
か細い声をあげる彼女。
先輩達が激しく反応する。
兎「ぅお///なんか今のえっろ/////。」
あぁ。
そういう事。
そんな目で水宮が見られてる事にイラッとする。
黒「なっ//////おま…言い方…////// 」
ぽろっ
赤「！」
兎「わぁー！！黒尾、何落としてんだ！！」
ドサッ
座り込みながらギリギリのところで受け止めた。
水宮は俺の上でぐったりしている。
そんな水宮を
少し申し訳なさそうに覗き込む黒尾さん。
黒「あぁーもう。分かったよ。ほら、よこせ赤葦。」
まだ顔を少し赤くしている黒尾さんは
今度は丁寧に抱き抱えようとする。
さっきのイラつきを抱えたままの俺は
凄く嫌悪感を感じて、
無意識に止めようと腕が出そうになる…
ペシッ
水宮が黒尾さんの腕を払った。
貴「嫌。自分で這ってく…！！」
ほぼ無意識の抵抗って感じだった。
ただ、払った手は俺の上に降りると少しだけ
俺のシャツを掴む。
黒「この女…ホント可愛くないわ。」
赤「ふっ。ずいぶん嫌われてますね」
黒「愛情の裏返しなんだよ」
俺は水宮を受け止めた腕を直し
このまま抱き上げて運ぼうと
立ち上がろうとする。
「Aちゃーーーーーーん！！！」
貴「ゆき…え………せんぱ…い？」
水宮が虚ろに反応する。
白福さんが走って来た。
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ことり(プロフ) - 赤葦のターンでもう毎回ギュンギュンしてます、、控えめに言って最高です…！！続きも楽しく読ませていただきます( ´ ▽ ` ) (2021年2月8日 22時) (
レス) id: 676d79dd2d (このIDを非表示/違反報告)
chocola0810(プロフ) - 麗様 ありがとうございます。なるべくお早めの所で確認作業させていただきます。申し訳ないです。 (2020年9月21日 22時) (レス) id: ecbc6eb541 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 月島の台詞で連絡帰ってこないって・・のところ帰ってこないではなく返ってこないではないだと思います (2020年9月21日 21時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
chocola0810(プロフ) - 麗様 いつもありがとうございます！不備が多い中続編までありがとうございました。改めて全体確認予定です。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。 (2020年9月21日 21時) (レス) id: ecbc6eb541 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 兎「まゆー！ 俺の予備のサポーター取ってくれねー？」も名前変換できてない？です、、、 (2020年9月21日 19時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんむ | 作成日時：2020年9月6日 23時
