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快斗side
快斗「いつもベッド占領しちゃってるから…悪かったなと思ってよ」
なんて言ってるけど、実は一緒に寝たい…なんて
お、思ってねーからな!!
「アンタがソファーで寝れば解決するんじゃねえの?」
快斗「えっ口悪い。けが人をソファーで寝かせる気かぁ?そりゃねーぜ!」
「何が良くてあんたと寝なきゃなんないのよ!!」
快斗「はぁー?!なんでだよ!おめー、俺を誰だと思ってんだ?天下の怪盗キッド様だぜ!?一緒に寝たくねーって女のほうが珍しいぜ!」
「いやみんながみんなそうとは限らないから!!それに!あなたは快斗くんで怪盗キッドじゃないでしょ!!」
快斗「なんっ……え?」
Aさんの言葉の意味がわからなくて、頭にはてなマークが浮かぶ
俺は快斗であって怪盗キッドではない?
俺は、怪盗キッドだろ…?
そんな俺を他所に、Aは言葉を続けた
「まだ高校生で、育ち盛りなんだから!!こーんなわけも分からない他人の女にそんなこと言っちゃだめよ!!いいわね!」
快斗「は、はあ……」
怪盗キッドとしてこの部屋に住まわせて貰ってて俺の正体を知っているはずなのに
この人は俺が……ただの高校生に見えるのか?
っていうか、この人よく考えたら犯罪者とひとつ屋根の下で生活してるのにまっっったく警戒心がねえよな…
それだけ心を許してくれてるのか…ただ警戒心がないだけなのか…
うん、後者なんだろうけど
快斗「別に、いいじゃねえか。同じベッドでなにかするわけじゃないし」
「そ、そう…だけど。」
快斗「それに、Aさんは訳の分からない他人の女なんかじゃねーだろ?結構信頼してるんだぜ?あんたのこと」
「う"っ……そうやって甘いこといえば誰でも落ちるとでも思ってんでしょ!!」
そうじゃねえって
本当の事言ってんだけどなぁ〜…
なんかまじで本当に……青子にそっくりだな
ああやべ、考えたら青子に会いたくなっちまったじゃねえか
快斗「そろそろか…」
「え?」
快斗「いや、なんでもねえ。てか早く入れよ!!明日も早いんだろ?」
「ああ!そうだった…!………うーーもーー知らないからね!!!お邪魔します!!」
文句を言いながら俺の横に潜り込んで、おやすみ!と背中を向けるAさん
本当、不思議な女だなこの人は
ごめんな、あとちょっと…世話になるぜ
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bantan_sohyon(プロフ) - 9さん» ご指摘ありがとうございます!!直させていただきました!!! (2019年7月15日 22時) (レス) id: 6e8008211c (このIDを非表示/違反報告)
9 - 気になったのですが定員ではなく、店員なのでは??? (2019年7月15日 22時) (レス) id: c4b948d02e (このIDを非表示/違反報告)
bantan_sohyon(プロフ) - さちさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!カメ更新で申し訳ないです……頑張ります!! (2019年4月13日 2時) (レス) id: d5b1e907ab (このIDを非表示/違反報告)
さち - 読んでいて笑いが止まりませんでした。おもしろいです。続きが気になります。よろしくお願いします。 (2019年4月12日 23時) (レス) id: 1497e85d07 (このIDを非表示/違反報告)
bantan_sohyon(プロフ) - ウルルさん» ご指摘ありがとうございます!!どの話で誤字してましたか…? (2019年3月31日 22時) (レス) id: 6e8008211c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そひょん x他1人 | 作成日時:2018年4月5日 16時