【名探偵コナン】隣の住人は黒ずくめの彼でした

39 ページ40

そういえば今夜工藤邸に行くのに快斗くんの夕飯どうしよう…！


快斗「おめー、工藤新一どどういう関係なんだよ？」


マンションに戻ってきて、
買ってきた食材を冷蔵庫にしまう私に声をかける快斗くん



どういう関係と言われても、昔何回か会っただけだからね


歳が近いから有希子さんの家に招かれた時にたまに遊んだりはしたけど、どういう関係って言われるほど関係をもってない


幼い頃の友達ってやつ？かな？




「友達？みたいな。だいぶ会ってないけど。それよりどうする？快斗くん、夕飯」

快斗「んー…俺も行く」

「隣に預けるわけにも行かないし……っては？行く？は？」

快斗「もちろん黒羽快斗として」



いやそりゃそうだろ

逆に何で行こうとしてたの


工藤新一？



快斗「工藤新一なら、来ないよ」

「え？」

快斗「新ちゃんの様子見しよーと思ってね〜って言ってただろ？その新ちゃんならこねーよ」



ま、まさか電話の内容聞こえてたの？



快斗「仕事柄耳はいいんでね。まかせろって！変なヘマはしねーよ。俺を誰だと思ってんだ？天下の怪盗キッド様だぜ！」

「最近そんな感じしないから忘れちゃうけどそうだったね。もう傷いいんじゃないの？」

快斗「つめてーな！別にいいだろ迷惑かけてるわけじゃあるまいし…。」



いやばりばりに迷惑だから、？？！

食費が倍なんだけど！？！？


私は大きくため息をつくと、未だにブツブツ文句を言う快斗くんをスルーして工藤家に行く支度を始めた



一応天才推理小説家と元世界的大女優の住んでる家にお呼ばれしてるわけだから、身支度はちゃんとしないとね

40→←38

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す