【名探偵コナン】隣の住人は黒ずくめの彼でした

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ベルモットside



可愛そうだけど、今回もジンが処分するんでしょうねぇ…


あんな健気な可愛い子が…



ジン「あいつの驚く顔、拝ませてもらうぜ」

ウォッカ「やっぱりやっちまうんですかい、兄貴」

ジン「組織の存在が外にバレる訳にはいかねえからな…。存分に優しくした後、始末するつもりだ」



愛用のバレッタを見つめてﾆｨｯと笑うジン

相変わらずの悪趣味ね…



ベル「でも、今日が入学式だって知ってるなんて…ジンはあの子が気に入ってるのね笑」

ジン「あ？それはバーボンだ。あの野郎俺に突然命令してきやがって…」



ああ、あの喫茶店によったのね



ジン「まあいい。あの女はいつも通り俺が始末しておく。一週間後に確認しに来るんだな。」



そう言って車を走らせだしたジン

ジンのことだから、絶対彼女を殺すんだろう



でも、なにかしら


さっきのジンからは、いつものような殺意に満ちた感情というものがあまり感じられなかった


この違和感は一体…



私はスマホを取り出し、
素早く操作してある男に電話をかけた




バーボン「もしもし」

ベル「私よ」

バーボン「！…何の用です？」

ベル「細川Aの調査を頼みたいの」

バーボン「ほー…なぜ」




バーボンの声色が突然低くなった


今まで調査には肯定の言葉しか言ってこなかったバーボンが、"なぜ"と聞いてくるなんてね…




ベル「…ただちょっと気になるだけよ。時間かかってでもいいから、調べてちょうだい」

バーボン「…了解」




バーボン……まさかあなた…

それにジンも……




私はスマホをしまうと、タバコを1本取り出して口にくわえる




さあ、どちらが先にあの子を堕とすのかしら…


面白くなりそうね

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