[番外編]NMの誕生日3 ページ4
………緊張する
この部屋の中にナムジュンがいるのか。
「は、はいるぞ」
私が部屋の中に向かって声をかけると、どうぞというナムジュンの声が聞こえてきた
そっとドアを開ける
NM「待ってたよヌナ。座るとこないから、ベッドに座って貰ってもいい？」
「お、おう…」
ナムジュンに言われた通りベッドに腰をかけると、ギシッという音がした
「私に聴かせたいなんて、珍しいな。普段は新曲できてもパンさんにしか聴かせないくせに」
NM「あ、いや…ヌナに聞いて欲しかったんだ、これ…」
スマホに繋がったイヤホンを渡され、私はそれを耳につける
ナムジュンが再生ボタンを押すと
ふわっと、耳に入りやすいイントロが流れてきた
目を閉じてナムジュンの発する韓国語を一つ一つしっかりと理解していく
これは…ラブソングか。
一体誰に向けたラブソングなんだろう
ナムジュンには、好きなやつがいるのか？
NM「ヌナ…？ヌナ！」
「はっ………ナムジュン…」
気づいたら曲は終わっていて、私はぼーっとしていたみたいだった
ナムジュンがそんな私をじっと見つめると、ティッシュを１枚取って私に渡す
なんで…ティッシュ？
NM「ヌナ、泣いてる。」
泣いてる？
うあ、まじか
「ベッド、汚しちゃっ…んぅっ」
一瞬、何が起こってるか分からなかった。
唇に感じるこの温もり…これ、
私、ナムジュンにキスされてる…
NM「ん…あ、ごめんなさっ」
ナムジュンは唇を離すと、すごい勢いで私から離れた
「…なんでキスした…？」
NM「いやそのっ…ごめんなさい…つい…あの…」
「ナムジュンの好きな人って…誰なんだよ」
NM「ええと…それは」
もごもごと口ごもるナムジュンに、
なぜか思わず笑がこぼれる
「ふっ…なかなかいい曲だったよ。そいつに思いが伝わるといいな。じゃあ、私は(NM「Aヌナ！！！」
NM「…俺が好きなのは、…この曲で俺の想いが伝わって欲しかった相手は、Aヌナだよ…」
いきなり信じられない言葉を言われて、
放心状態になる
「え…？ほんとに、私…？」
NM「うん…ヌナのことが、好き。どうしようもできないぐらい、ヌナが好き」
「で、も…」
NM「…当たって砕けただけだから、忘れてもらって大丈夫ですよ。もう遅い時間だし、そろそろ部屋に」
「私も、好きだ」
NM「え？」
今まで言えなかった
心の奥底で隠しておいていた思いが、溢れていく
「ナムジュンが好きだよ。」
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そひょん(プロフ) - 獅騎さん» 半年もお待たせして申し訳ありません！！！そのように言っていただけてとっても嬉しいです！！泣。ありがとうございますーー！！ (2019年7月3日 22時) (
レス) id: d5b1e907ab (このIDを非表示/違反報告)
獅騎(プロフ) - めちゃくちゃ好きです!!!この様な作品を待ってました…!!Dr.の発言に共感しました() (2018年11月28日 14時) (レス) id: da2931f769 (このIDを非表示/違反報告)
そひょん(プロフ) - まあさん» 本当にお待たせしました泣ありがとうございます!これからもこの作品よろしくお願いします!! (2017年10月9日 18時) (レス) id: d5b1e907ab (このIDを非表示/違反報告)
まあ - 更新ずっと待ってました！更新されたとき「更新来たーー！(☆▽☆)」ってなりました。これからも頑張ってください！ (2017年10月9日 17時) (レス) id: 42e4251362 (このIDを非表示/違反報告)
そひょん(プロフ) - まいおさん» 確かにそうですが、反日の表現が入っていることは事実ですので…笑とっても嬉しいお言葉ありがとうございます！ (2017年10月7日 22時) (レス) id: b2bcffe138 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そひょん
x他1人 | 作成日時：2017年9月11日 7時
