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流星
「神ちゃんはな、俺らのオカンやねん！」
「え！？女！？」
神山
「ちゃうで！ちゃう！
オカンって呼ばれてんねん。男やからね！」
流星
「俺らの身の回りのこと何でもしてくれんねん！」
「凄いね...」
お母さん....か、
プルルルルル....
私の携帯だ
「すみません！ちょっと出てきます」
そう言って部屋を出た
「も、もしもし....」
母
「ちょっと！家に帰っても何も片付いていないじゃない！
いつも言ってるわよね！
私が帰る前に帰ってきなさいって！！！！
お前を産んであげたんだから！
言う事聞きなさいよ！
......ったく！使えない....」
「すみません...」
母
「お前さ、帰ったら覚えときな！
お前のせいで飯もろくに食えねぇよ！！！！
____バンッ！！！！！」
ビクッ……
多分、椅子を蹴ったんだ。
母
「なんか言えやオラ！！！！
飯食えてるのも、家の中で生活できてるのも、
全部誰のおかげだと思ってんだ？？」
「お、お母さんの....おかげです」
母
「だろ！！！！！
だけどな、お前の学費のせいで、ろくに服も買えません。
どう責任取るんですか！！！」
「家......の、事を.....」
母
「わかってんなら！！！！
早く帰ってこいよ！！！
今すぐに！！！！！！！！！！」
_____ブチッ
ツー、ツー、ツー、ツー、、、、、
帰らなきゃ....
今日も殴られるのかな.....
慣れてる！大丈夫！
「すみません...遅くなりました。」
流星
「…………！！？？」
流星くんは、私を見た瞬間驚いていた
何に驚いているんだろ
流星
「お名前......どないしたん？」
「なにがですか？」
すると、神山さんが近づいてきて
神山
「泣いてるで.....？？」
そう言って、私に向かって手を出してきた。
私は、殴られるのか、と怖くなりすぐに目をギュッっと瞑った
あれ....？なにもしてこない。
うっすら目を開けると、
神山
「ごめん。涙拭おうと思っててんけど、、嫌やったやんな」
顔を見ると、すごく悲しい顔をしていた。
「ごめんなさい！勘違いして、」
私は、自分の涙を手で拭き取り、鞄を持って出て行った
これ以上ここにいると、もっとみなさんを傷つけてしまう
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作者名：ya*#^^ | 作成日時：2016年12月14日 18時
