22 ページ22
目を覚まして寝ぼけた頭で隣にいるだろうミナちゃんを抱きしめようとして、手の届く範囲に誰もいない事に気がついた俺は飛び起きた。
「ミナちゃん？」
起き上がったベッドの上には素っ裸の自分だけ。
最高の気分で眠る時には確かに横にいたミナちゃんがいない。
一瞬で血の気が引く。
焦ってベッドから飛び降りたけれど、自分がさっきまで寝ていた下に彼女のジーンズとブラを見つけて部屋の中にはいるだろうとホッと息を吐き出した。
トイレかな？
「ミナちゃーんっ！
ミナちゃんどこですかーー？」
とりあえず名前を呼びながらバスルームに近づいてドアに手を伸ばすと、ドアは鍵がかかっていなくてすんなりと開いた。
探し人もすんなりと見つかった。
そこにはスマホ片手に床に座り込んでいる彼女がいて、びっくりした顔で俺を見上げていた。
友達と電話していると聞いて、まさか彼氏いたんじゃないよな？？なんて心配になった俺は必死さを何とか隠して問い詰めたけれど、電話相手はとりあえず女の子と聞いて一安心。
まだ彼氏の事はきちんと判明していないけど。
それは後で。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆう(プロフ) - こんにちわ！とても先が気になる展開です。もう続きは書かれないんですか？楽しみにしてます。 (2017年6月18日 12時) (
レス) id: 4fa59d1f2e (このIDを非表示/違反報告)
くりこ(プロフ) - まさかの展開にドキドキしてますー(*´-`)！続きが楽しみです (2017年3月13日 5時) (レス) id: 862a063304 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：じみ | 作成日時：2017年3月7日 2時
