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あ、運命だ。
ニコニコ笑うAちゃん。
彼女は俺の運命だ。
運命を信じている俺だけど、今まで運命ってどんなのかイマイチわかっていなかった。
今、わかった気がする。
なんでとか理由はわからないけど、どうしてだか彼女が俺の運命の人だって断言できるくらい理解していた。
Aちゃんは絶対に俺の運命だって。
出会ったばかりなのに彼女が恋しい。
側にいたい。
笑いかけて欲しい。
そんな気持ちになった女の子は初めてだった。
彼女はまだわかってないかもだし、メンバーのヒョンたちに言えば爆笑されそうだけれど。
それでも俺は彼女とちゃんと繋がりたいと切実に思った。
「…Aちゃん、ねむくなかったらぼくのへやでおはなししませんか？」
絶対に普段の自分なら言わない事を口にすると、Aちゃんは驚いたように目を軽く見開いたけれど、ちょっと考えた後笑顔でうなづいた。
「変な事したら私空手やってたからギュ君くらい返り討ちにするからね？」
「からて…かえる？うつ？」
ちょっと意味がわからなくて首をかしげると、Aちゃんはニヤニヤして得意げに言う。
「私はギュ君より強いから、襲ってきてもやっつけちゃうってことー。」
「ぼくのほうがつよいよ！」
「私の方が強いってば。」
「おそわないし！ぼくはしんしだ。」
「はいはーい。紳士に会いに行きますねー。」
ちょっと小馬鹿にしたように言いながらAちゃんは窓から引っ込んだ。
そして数分後に俺の部屋のベルが鳴ったのだった。
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ゆう(プロフ) - こんにちわ！とても先が気になる展開です。もう続きは書かれないんですか？楽しみにしてます。 (2017年6月18日 12時) (
レス) id: 4fa59d1f2e (このIDを非表示/違反報告)
くりこ(プロフ) - まさかの展開にドキドキしてますー(*´-`)！続きが楽しみです (2017年3月13日 5時) (レス) id: 862a063304 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じみ | 作成日時：2017年3月7日 2時
