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出会ったばかりだというのに、俺たちの波長は驚くほど合っていた。
俺のたどたどしい日本語を彼女は急かすことなく聞いてくれて、分からない時はスマホのアプリを使っての会話だったけど、焦ることもなくお互いに自然体だった。
彼女はよく笑い、俺に構える事なく同じ歳の男友達のように屈託なく話しかけてくれる。
けれど空気も読める子で、聖堂に入ると祈る俺に話しかけたり急かしたりもせず、ただ黙って近くにいてくれた。
聖堂を出た後、鐘楼に登ると広がる風景に2人してテンションが上がって写真を撮りまくった。
よく知らない人とツーショット写真なんて進んで撮る事はまずないけど、Aちゃんとノリなのかなんなのか最初はお互いを自分のカメラで取り合って遊んでいたのが、気づけばツーショットまで撮っていた。
「ギュ君、変な顔！」
カメラの液晶を見てケラケラ笑うAちゃんに、俺は唇を尖らせる。
「ぼくはへんなかおじゃない！いけめんでしょ？」
「あはは！自分で言ってる！イケメン、イケメン！」
そう言って爆笑する姿に俺も楽しくなる。
鐘楼から降りてAちゃんが行きたかった世界最古のカフェと言われているカフェに入った。
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ゆう(プロフ) - こんにちわ！とても先が気になる展開です。もう続きは書かれないんですか？楽しみにしてます。 (2017年6月18日 12時) (
レス) id: 4fa59d1f2e (このIDを非表示/違反報告)
くりこ(プロフ) - まさかの展開にドキドキしてますー(*´-`)！続きが楽しみです (2017年3月13日 5時) (レス) id: 862a063304 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じみ | 作成日時：2017年3月7日 2時
