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▽初恋の終わり方:Hira ページ7

「え…キヨ…が…?」
「…うん。気付いたら、好きになってた…。ヒラにだけは、言っておきたくて」

俺にだけは言いたかった。それは、俺と長い付き合いだから信用していたのか、キヨと仲が良いからかは分からない。
だけど、ずっとずっと大好きだった人にこんな事を言われたら誰だって悲しくなる。もちろん俺だってそうだ。

でも俺はAには何も気にしていない様にふるまい、こう言った。

「そっか。応援するからね。」

そう言うとAは照れくさそうに「ありがとう」と言って笑った。



Aが帰った後、俺はキヨに電話をかけた。
キヨは割とマメな奴だから、すぐに電話は繋がった。

「おいお前、どうしたんだよこんな時間に」
「ご、ごめん。話があるんだ」
「あ?なんだよ」

まさかAと両想いだなんて知る由もないキヨ。
俺は感情が溢れていっぱいになってしまう前に言っておかなきゃ、と思いながら話をした。

「…キヨさ、もうAに告白すれば?」
「っ、は!?ちょ、何言ってんだよお前!!」
「いっつも俺にばっか話してても変わんないんだぜ?一回くらい言ってみたら?」
「…そうだけどさ、フラれたら…怖いじゃん」

さっきまでいつもの馬鹿でかい声だったキヨが急にしゅんとしてこじんまりとした声になる。
フラれる訳無いのに、と思いながらもこう言う。

「ふーん、そっかぁ。なら告白はもうちょっとしてからだねぇ。チキンくーん」
「っ、ヒラてめえ」
「じゃ、切るね〜、さっさと告白しろよ〜!」
「うるせぇ!!!明日覚えてろよ!」

そんな言葉を無視し、電話を切る。
俺の心の中には、言葉に表す事の出来ない虚しさと、キヨへの行き場のない嫉妬心。

キヨなんかより俺の方がずっと前から…なんて考えてしまう自分に嫌気がさす。

「…A…好き…すきだよ…ごめんね…」



「…?あれ、朝だ…」

あのまま俺は眠ってしまっていたのだろうか。カーテンの隙間から気持ちの良い光がさし込み、電気の付いていない俺の部屋を明るく照らしていた。

キヨに電話して眠ってしまった後、Aからメッセージが届いていたらしい。急いで確認すると、そこには

『ヒラおはよ〜!明日は二日ぶりにキヨが見られるね!うれしい!!なーんちゃって(笑)』

と、書いてあった。幸せそうな彼女の姿が目に浮かぶ。

「A…。」

俺は、Aと結ばれなくったっていい。

__だってAの幸せは俺の幸せなんだから。

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まめお(プロフ) - Rua@五男さん» あーーー誰かと思ったらきみか!!!!!!え!?!?嘘でしょ!?ヒョエー!!描いて!!!ワーー!!(発狂)たぶん今回のkyくんの話もダラダラ続くと思うけど気長に更新待っててね~(*^o^*)今までこんなに更新続いたのこれが初めてだから…!これからも頑張るコメあり (2016年5月19日 23時) (レス) id: fa42799721 (このIDを非表示/違反報告)
Rua@五男(プロフ) - まめおちゃ頑張ってな  また絵描くから!! (2016年5月19日 20時) (レス) id: 6b15d7bd5f (このIDを非表示/違反報告)
まめお(プロフ) - ☆mio☆さん» ヒエェーーさっそくありがとうこざいます、大変参考になります!個人的にはまだまだ妄想し足りないのでこれからもずっと書き続けたいですね!キエエ表示されてませんか…!!ご報告ありがとうございました!もう一度申請し直してきます、ご回答ありがとうございました! (2016年4月10日 17時) (レス) id: fa42799721 (このIDを非表示/違反報告)
☆mio☆(プロフ) - コメント失礼します。質問の答えなのですが、,△まで小説なので作者様が書きたいのであれば全然大丈夫だと思います!∪擇覆て良いお話でした!私は大丈夫だと思います!い海舛蕕良垓餽腓もしれませんが、私は表示されていません。 長文失礼しました! (2016年4月10日 16時) (レス) id: cc069af633 (このIDを非表示/違反報告)
まめお(プロフ) - だんごさん» わーーーーーありがとうございます;;;;;;hrくんがただひたすらに可哀想なだけのものを目指してたので非常にうれしいです;;;次は幸せにさせるつもりですのでどうか引き続き応援よろしくおねがいします><////コメント大変励みになりました…!!!!;;;;; (2016年3月31日 12時) (レス) id: fa42799721 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年1月1日 20時

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