▼大好きでたまらない:Fuji※ ページ16
!注意!
・このお話は私の趣味(気持ち悪いヤンデレ)が詰め込んであります。
・ほのぼのもクソもないので苦手な方は読まないのをおすすめします。
俺には、好きな女の子がいる。
*
『おはよ〜、今日1限から数学だって、最悪じゃない?』
「そうなんだ、大変だねぇ」
数学が嫌いな君が好き。
『うべ、お母さんお弁当にトマト入れてる〜もうムリ〜!』
「しょうがないなぁ、俺が食べてあげる」
野菜が嫌いな君が好き。
『フジくん、私フジくんの事大好き!』
「うん。俺も好きだよ」
こんなの気持ち悪いってわかってるのに。
*
俺がAを好きになったきっかけは、小学6年生の最後の席替えで隣になった事。
「診断テスト何点だった?」
「お、俺…!?90点、ぴったりだったよ」
「え!?すごい!お母さんにおこづかいもらえるじゃん!いいなぁ〜」
俺にいつも優しくしてくれたAに俺はだんだん惹かれていった。
俺がAの事をもっと好きになったきっかけは、中学に上がってすぐの事。
「あ、フジくん同じクラスだね!」
「え?覚えてたの!?」
「当たり前じゃん!隣の席だったんだから。今年もよろしく!」
俺の事を覚えていてくれたA。俺は彼女の事をもっともっと知りたいと思った。
俺がAの事をたくさん知ることが出来たきっかけは、同じ小学校だったキヨの存在だった。
「Aの誕生日と血液型だっけ?聞いといてあげたぞ」
「ほんとに!?ありがと!」
「お前ほんと好きだよな〜、好きな子いるとか羨ましいわ」
こんなやり方汚いのは分かっている。俺は自分の力でもっと彼女の事を知ろう。そう思った。
「買っちゃった……。バレないかな、嫌われないかな、大丈夫かな、犯罪だよね…」
だから俺はAのカバンに盗聴器を仕掛けた。この行為がいけない事なのはわかっているし、バレたらAに嫌われてしまうことも分かっていた。でも直接聞く勇気なんてない。
仕方の無いことだった。
『お母さんご飯何〜?…え、お鍋!?やったー!』
『お風呂お風呂〜、汗かいたからサッパリしよっと』
『今日もまじだるかった〜寝よ…』
次々と聞こえてくるAの声。あぁ、このAの声はこの世界でたった1人、俺だけが聴いているんだ……
もやもやと渦巻く罪悪感、見つかったらどうしようという心配、一刻も早くこんなことやめないとと思う感情。
そして、快感。
あぁ、俺って本当気持ち悪い
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まめお(プロフ) - Rua@五男さん» あーーー誰かと思ったらきみか!!!!!!え!?!?嘘でしょ!?ヒョエー!!描いて!!!ワーー!!(発狂)たぶん今回のkyくんの話もダラダラ続くと思うけど気長に更新待っててね~(*^o^*)今までこんなに更新続いたのこれが初めてだから…!これからも頑張るコメあり (2016年5月19日 23時) (レス) id: fa42799721 (このIDを非表示/違反報告)
Rua@五男(プロフ) - まめおちゃ頑張ってな また絵描くから!! (2016年5月19日 20時) (レス) id: 6b15d7bd5f (このIDを非表示/違反報告)
まめお(プロフ) - ☆mio☆さん» ヒエェーーさっそくありがとうこざいます、大変参考になります!個人的にはまだまだ妄想し足りないのでこれからもずっと書き続けたいですね!キエエ表示されてませんか…!!ご報告ありがとうございました!もう一度申請し直してきます、ご回答ありがとうございました! (2016年4月10日 17時) (レス) id: fa42799721 (このIDを非表示/違反報告)
☆mio☆(プロフ) - コメント失礼します。質問の答えなのですが、,△まで小説なので作者様が書きたいのであれば全然大丈夫だと思います!∪擇覆て良いお話でした!私は大丈夫だと思います!い海舛蕕良垓餽腓もしれませんが、私は表示されていません。 長文失礼しました! (2016年4月10日 16時) (レス) id: cc069af633 (このIDを非表示/違反報告)
まめお(プロフ) - だんごさん» わーーーーーありがとうございます;;;;;;hrくんがただひたすらに可哀想なだけのものを目指してたので非常にうれしいです;;;次は幸せにさせるつもりですのでどうか引き続き応援よろしくおねがいします><////コメント大変励みになりました…!!!!;;;;; (2016年3月31日 12時) (レス) id: fa42799721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ま | 作成日時:2016年1月1日 20時