酔いが覚めたら。Hikaru.Y

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..




好きな人が、好かれてる事を
知ってるかもしれないっていう場合。

こういうのがあるから恋って難しくて時に残酷…






A ｢寂しそうな顔してました？｣



光 ｢いや……見間違えかもしれない｣


私きっと隠し通せてない。

光さんも厄介な女だって思ってるかもしれない。




.


A ｢あ。アイス来ましたよ｣



とてつもなく今はこのアイスのように溶けて無くなりたい、この場からいなくなりたい


色々とごちゃごちゃですごく苦しい…





光 ｢高木食べるー？｣



雄也 ｢え！光くん優しい！｣


光さんが雄也さんの所へ行きまた隣に空いた空間。

私の気持ち分かってうざったく思って
雄也さんのとこに移動しちゃったのかな。



.



そうだったら、どうしてあの時
離れようとしたらまた抱き寄せてくれたの？



好かれてほしくないならそんな事しないでくださいよ





.







店の外に出ればポツポツと灯る街灯。

光さんと途中まで一緒なのが今日は嫌




光 ｢あ〜明日雨なんだ｣



A ｢…そうなんですね｣


どんよりとした空気で会話もほとんど無く
たまに光さんが口を開くだけ。








A ｢…………光さん、今日別々で帰りませんか｣



光 ｢……なんで｣




なんでって言われても、
上手い理由なんか返せないし…

ただ、お互いその方がいいじゃないかって。






A ｢なんとなく、｣



光 ｢なんとなくなら納得いかない。｣






.




光 ｢いや俺さ、

ご飯終わってAちゃんと一緒に帰るの



毎回いちばん楽しみにしてんだけど｣







ほら、またそういう事言って期待させるじゃん。




A ｢………なんでですか、｣






だから私も なんで って………

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