酔いが覚めたら。Hikaru.Y

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カーテンから差し込む光で
まだぼやっとする重い瞼を上げると


見慣れない天井が見えて、昨日事は夢じゃないんだって確信できる……




A ｢………かわい｣


私が記憶が無くなるくらい酔ってしまったあの日とは違い、今日は隣に光さんがいる。



寝ている姿が年上には見えないくらい可愛いの。





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そして、そろーりとベットから抜け朝食を。




A ｢えー、濃いかな大丈夫かな｣

光さんの好みの料理や味付け……まだまだ知らないことばかり。



慎重に口に合うように朝食を作っていると、






A ｢………わぁ｣



光 ｢おはよ｣



A ｢おはようございます、｣




後ろから優しくギュッと包まれ、

お腹に回された腕が少しだけくすぐったい…


.





A ｢ふふ。光さんこんな事するんですね｣



光 ｢悪いかよお｣



A ｢いや、嬉しいですよ？｣




お仕事をしてる時には見せない光さんの甘える仕草


私だけに見せてくれてるんだって思ったら
嬉しくて、すごく幸せな気持ちになる







.






光 ｢ねえ、A？｣



A ｢………は、い？｣


もうだめ、急に呼び捨てで呼ぶなんて。






光 ｢わ、なんか恥ずかし｣



A ｢あの、それで呼んでください｣



光 ｢…………A、｣







光さんとこのままずっと一緒にいたら

いつかおかしくなっちゃう、



だってずーっとドキドキさせられてるんだもん。





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