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LK「リノ。適当に呼んで」
FL「僕はフィリックスです！韓国だとヨンボクって呼ばれることが多いかな。2000年生まれ！Aさんは何年生まれ？」
「あ、同じです。2000年」
FL「同い年だ〜じゃあタメ口でいくね」
にこにこと太陽のような笑顔を向けてくるヨンボクくん。なんだか女として負けた気がする
SM「……あとは僕らか
スンミンです。僕とアイエンはだいたい武器の管理を担当してるよ」
IN「マンネのアイエンです！よろしくお願いします、ヌナ」
よろしく、と朗らかな雰囲気に一変した。良かった、出ていけなんて言われたらどうしようなんて心配していたけど、ただの杞憂だったようだ。
BC「こんな感じで役割分担をして俺たちは生き延びてるんだ。Aにも役割分担したいところなんだけど………まあ計画担当の俺たちと一緒なのが妥当かな。女の子に危ない場所にいて欲しくないからね」
「……えと、それぞれ戦闘、武器、計画班ですよね。戦闘はまあ足を引っ張る自信しかないので分かりますが……武器もダメなんですか？」
SM「武器管理といっても、たまに武器調達のために戦闘班に同行する時もある。その時に自分の身を守れるくらいの動きが出来るかどうかによるね」
自分の身を守る、か。と少し悩みこんでしまう。逃げ足は昔から速い方だけどな
LK「いや、言語道断。俺たちについてこられたら困る。責任負うの俺らじゃん」
キッパリと断られてしまった。自己紹介の時から感じているけど、ハンさんとリノさんがどうも素っ気ない。リノさんなんてポケットに手突っ込んでふんぞり返って座っているし、ハンさんは一度も目が合わない
まあ気持ちは十分わかる。こんな屈強な男性たちの中に突如、何にも役に立たなさそうな女がきたらお荷物確定だ
ちょっと、リノヒョン……と少し焦りながらリノさんを宥めるヨンボクくん。君だけが癒しだよほんと……
「大丈夫だよヨンボクくん、私もお荷物になるのは申し訳ないから計画を担当するよ」
FL「う、うん。まあ僕も女の子に危ない場所にいて欲しくないし……それが良いと思うよ」
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作者名：千景 | 作成日時：2023年3月28日 16時
