항상 제일 좋아해요【短編集】 (ページ7)

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LK『じゃあ、熱下がるまで寝とけよ』

お粥も食べ終わり、他愛もない話もして落ち着いたところ、リノはそう言いながらベットの縁から離れる

もう行っちゃうのか、

『うん、ありがとう』

後片付けをテキパキと進めるリノをじっと見つめる。行って欲しくないな、ずっと隣で寝ていて欲しいな、なんてわがままが喉の奥でつっかえて目で追ってしまう。

LK『今日の講義、ソアさんと一緒なんだったっけ？』

『？うん』

LK『わかった、レポート課題きいとく』

いつものツンケンしてて優しいリノも好きだけど、今日のリノは甘々すぎて困る。心臓がうるさいほど大きな音をたてていて余計に緊張する。

片付けが終わったのか、荷物をもったリノがまたベットの近くに寄ってきた

LK『……うん、熱は下がったっぽい』

私の額に手を当てて呟くリノ。熱が下がってなかったら、まだここに居てくれたのかな、なんて黒い感情がさっきからとまらない

LK『熱下がっても油断すんなよ』

『……うん、』

行かないで、

じゃあ、と言いながら部屋から出ようと動き出した

すると、はぁ、と大きなため息をついたリノ

LK『……そんな顔されると出ていけないんだけど？』

『……だって、……』

『……いかないで、………………さみしい』

荷物を置いて、しゃがんで私と目線をあわせる

LK『…はぁ、

それ、絶対他の男にしないでよ』

そう言いながら、優しく抱きしめられる

『…かぜ、うつっちゃう』

LK『はっ、もう手遅れだわ』

そう呟いた彼は、私の輪郭をなぞりながら瞳を閉じた。