○ ページ22
_裕side_
安「…………おしまいする」
信「ん、よう食べました！」
裕「俺お手洗い行ってくるわ」
信「あ！ほんなら2人も連れてってもらってええか？」
裕「おん、ええよ。ほな行こか。」
やすばを連れてトイレまでのんびり歩く。
俺よりも2人が優先やから、まずはヤスに指示をして用を足してもらう。
んで次はすばる。
裕「ほらこの台んとこ立って？ズボン下ろすで」
す「ちゃあちゃあー」
裕「そうや。すばるもはよ一人でトイレできたらええねんけどなあ」
そう言いつつ新しいのんに替えてたら、
段々自分のお腹が痛くなってきて
すばるのオムツ替えが終わる頃には、だいぶ限界がきてた。
裕「すまん！2人ともみんなのとこ戻れる？ここ出たらまっすぐのレストランやねんけど…分かるかな」
安「うん！」
裕「ほんまに？じゃあ先戻っといて、ごめんな、」
安「…すう、いこー」
めっちゃ頼もしいな。なんてヤスの返事に甘えて、やむを得ず2人きりで戻ってもらった。
ヤスが手繋いどるし、大丈夫やろ。
裕「ふう……いたたっ…」
お腹をさすって、完全に気を抜いてた。
…2人がレストランの逆方向に行ったとも知らずに。
.
裕「…………あれっ？」
信「お前すばると章大は？」
裕「え？先戻っといてって言うたんやけど。なんで…おらんの？」
忠「…2人まだ戻って来てへんで」
裕「…………！！」
忠義の言葉が、俺の脳天を貫く。
やってもうた……！
裕「あかん今すぐ探さな！！」
亮「なんで一緒に来んかってん！」
亮がものすごい剣幕で俺を睨みつけた。
裕「ごめん！！ヤスがちゃんと分かってるもんやと思ってて…」
今さら謝っても遅いことは、わかってる。
ヒナは無言で伝票を掴み、会計でカード精算したあと
忠義もつられるように早足で店を出ていった。
俺と亮も、店の外をあちこち走り回って
人だかりを避けながら必死に探した。
頼む。近くにおってくれ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 406人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
武玄大 - 更新まだですか？楽しみにしてます！ (2019年10月6日 22時) (
レス) id: 91c923c11c (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - むーさん» コメントありがとうございます。お返事、お話の更新共に遅くなってしまったこと、本当に申し訳ありません。この作品を楽しみに待ってくださる方がまだいるのが驚きでもあり、嬉しいです。お話も残り少ないですが、ほんの少しでも楽しんでいただけたら幸いです。 (2019年6月13日 6時) (レス) id: 9d514825af (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - ちほさん» コメントありがとうございます。お返事、お話の更新共に遅くなってしまったこと、本当に申し訳ありません。お話も残り少ないですが、ほんの少しでも楽しんでいただけたら幸いです。 (2019年6月13日 6時) (レス) id: 9d514825af (このIDを非表示/違反報告)
むー(プロフ) - 更新待っていましたのでとても嬉しいですッ！！ (2019年6月13日 6時) (レス) id: 84e86b334f (このIDを非表示/違反報告)
ちほ - こんにちは。小説更新中々されませんが、どうされましたか？そろそろ、更新していただきたいです！ (2019年5月14日 14時) (レス) id: 91d61d038a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まなか | 作成日時：2019年2月17日 0時
