○ちっくん、頑張ろう ページ13
_亮side_
す「……いやー！…」
亮「……………」
信「あそこの店、最近オープンしたんやろ？」
裕「そうなん？俺この道全然使わへんからな…」
忠「………zZZ」
今日は約一年ぶりに予防接種をしに行く日。
裕兄が運転する車で、助手席に信兄が座って
後ろの窓側にすばるくんと俺、
んで後部座席には忠兄が寝てる。
昨日からすばるくんに伝えてはいたんやけど、
病院って聞いた途端、痛いことされたのを思い出してもうたらしく
車乗ってからずっと泣いてるねん。
信「あれや、あおり運転いうのが問題になってんねやろ？」
裕「あれはほんまに迷惑やわ、ビデオレコーダーあるからええけどさあ…」
なんて話しとる年上組に対して、俺はすばるくんの子守り。
す「……んうー…」
亮「手ぇあかんよ…」
す「んわぁぁー…！泣」
亮「…そんな泣かんといてやぁ」
窓の外を見ながらしくしく泣いとるかと思えば
手を口に入れて落ち着かへんし、
それを注意すればまた泣く。
亮「あー、取れた」
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ、とすばるくんの首に巻いたスタイのボタンを付けなおす。
…俺やって病院は嫌いやし、注射も怖い。
イヤイヤって素直に言えるすばるくんはええなぁ…なんて少し思ったり。
信「もう着くでー」
裕「亮、忠義起こしてくれる？」
亮「おん。」ﾊﾞｼｯ
忠「うわっ！……何？もう着いたん？」
駐車場に車を停めたら、嫌やって泣いて身をよじるすばるくんを俺と信兄でなんとか降ろし、
立ち止まって動かへんのを俺が無理やり引っ張ったら
怒って手を振り払われてもうた。
裕「代わるわ。」
亮「……ああ、うん」
裕「はい行くよーー。」
怒って泣き叫ぶのも気にせんと、裕兄と信兄はすばるくんの手をとってズンズン歩いていく。
やっぱり兄ちゃんはさすがやな(笑)
…待合室でソファに座り、俺はスマホをいじって時間を潰す。
平日やのに、院内はなかなかの混雑っぷり。
す「……っん…」
信「…おー出てるな。ちょっとトイレ行ってくる。」
緊張でおしっこしてもうたすばるくんのオムツを替えに、視界の端に映る2人が立ち上がる。
看「横山さーん、こちらにどうぞ。」
…ちょうど2人がトイレから帰ってきたタイミングで、俺らが呼ばれた。
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武玄大 - 更新まだですか？楽しみにしてます！ (2019年10月6日 22時) (
レス) id: 91c923c11c (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - むーさん» コメントありがとうございます。お返事、お話の更新共に遅くなってしまったこと、本当に申し訳ありません。この作品を楽しみに待ってくださる方がまだいるのが驚きでもあり、嬉しいです。お話も残り少ないですが、ほんの少しでも楽しんでいただけたら幸いです。 (2019年6月13日 6時) (レス) id: 9d514825af (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - ちほさん» コメントありがとうございます。お返事、お話の更新共に遅くなってしまったこと、本当に申し訳ありません。お話も残り少ないですが、ほんの少しでも楽しんでいただけたら幸いです。 (2019年6月13日 6時) (レス) id: 9d514825af (このIDを非表示/違反報告)
むー(プロフ) - 更新待っていましたのでとても嬉しいですッ！！ (2019年6月13日 6時) (レス) id: 84e86b334f (このIDを非表示/違反報告)
ちほ - こんにちは。小説更新中々されませんが、どうされましたか？そろそろ、更新していただきたいです！ (2019年5月14日 14時) (レス) id: 91d61d038a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなか | 作成日時：2019年2月17日 0時
