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ふと窓の外を見てみると
雲ひとつない青空。
こんなにも私の気持ちと真逆なのは
神様の意地悪だろうか。
「...い。おーい!A!」
「あっ」
私をにらみつけて立っている風磨先生。
「聞いてんのか?」
「聞いてます」
「(2)の答えは?」
「...わかりません」
クラスメイトにクスクスと笑われる。
私は特に恥ずかしくなるわけでもなく、
ただため息が出てしまうだけだった。
授業終了のチャイムが鳴り教科書をまとめていると浮所くんがやってきた。
「A!」
「ごめん、私風磨先生のところ行かなきゃ」
「えっ、あ...」
なんとなく1人でいたい気分で適当に嘘をついて席を立った。
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作者名:ちょこころね | 作成日時:2018年12月23日 8時