だって 8 ページ10
年々上がってきているはずの天気予報は
たまに当たらない時がある。
それが今日みたいに劇的な変化をするのはごく稀な話だと思う。
雲一つない快晴です。そう告げた気象予報士の嘘。
「いくらなんでもついてなさすぎっちゃ…」
「だよねぇ。」
せっかくのデート(もどき)なのに、こんなことってあるの？ってくらい。
「「はぁ…」」
ため息が重なった。
私はそれに驚いて、思わず話しかける。
「吹雪先輩どうしたんですか？珍しくため息ついて…」
「いや、何でもないよ。行こ…って…えぇ！？」
急に天気は小雨から土砂降りに。
すぐ近くのお店屋さんで雨宿りをする。
「傘、持ってこなかったな……」
と、吹雪先輩が嘆く。
それなら私持ってますよ！と言って、
勿論店の外で土砂降りの中、傘を差した。
「もしよかったら……入ってもいい？」
「え!?あ、…はい。勿論です！」
これじゃまるで、相合い傘じゃないか。
だけど、吹雪先輩ならいいかなぁ。
大きくなっていく雨音に、なんだか恐ろしさを感じて。
怖い、という感情が私の中を少しだけ犇(ひし)めいてる。
それでも吹雪先輩がそこにいるだけで、その感情も和らいでしまっちゃうんだ。
恋って思ったより単純で、でもかなり複雑な化学式みたいな、そんな感覚があるなぁ。
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ゆみ(プロフ) - わかりました。 (2014年11月9日 21時) (
レス) id: 94a38b017c (このIDを非表示/違反報告)
龍野 涼翔(プロフ) - ゆみさん» ありがとうございます！早速伺います！ (2014年11月9日 21時) (レス) id: 30686af422 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみ(プロフ) - 私は全然OKです！むしろきてください！待ってますね。 (2014年11月9日 21時) (レス) id: 94a38b017c (このIDを非表示/違反報告)
龍野 涼翔(プロフ) - 桐谷快斗さん» 突然ですけど、友希いいですか？ダメならダメでいいので…ボードとかでお話したいです！ (2014年11月9日 21時) (レス) id: 30686af422 (このIDを非表示/違反報告)
龍野 涼翔(プロフ) - ゆみさん» あぁ…ありますあります！友希いいですか？ボードでお話したいです！ (2014年11月9日 21時) (レス) id: 30686af422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりんちょこ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fbkkydi/
作成日時：2014年10月4日 12時
