9話 ページ10
リ「ん?おぉ!A!研磨先輩!黒尾先輩!こんちゃーすっ!」
A「お買い物?」
リ「おう!明日の飲み物〜」
Aとリエーフが恋人並に話が盛り上がっている
A「今日は随分リエーフ君に会うね!!」
リ「だな!嬉しいな!先輩も買い物っすか!?」
ク「お、おう(苦笑)」
研「……。」
A「あ!そーだ、リエーフ君!明日のペアワークなんだけどさ…っ、きゃぁっ」
身体が宙に浮く
クロがAをひょいと持ち上げる
リエーフの正面にぶらーんとなる私。
クロを見るといつもとは違う表情で
ク「話してるとこ悪ぃな!そろそろ帰るわ!リエーフも気をつけて帰れよ?」
リ「う、うす・・・・・」
そう言ってクロがにっこり笑って私を持ち上げたままリエーフ君から遠ざけた。
ク「さぁーてAちゃん?分かってるよね?」
研「早く家に帰ってAに教え込まなきゃね」
背中がゾクリとした。
今まで見たことのない、2人の表情。
幼い頃から知っているこの2人の顔でも、私が知らない表情があったなんて・・・・・
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作者名:雫 | 作成日時:2015年6月6日 0時