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12話 ページ13

A「あ、甘いって…」


研磨は既に私の首筋にキスマークを1つ、つけ始める




A「ん、んぅけ、研磨っ」



クロが太ももを撫でる



A「く、くすぐったいよ…く、クロ…」




頭が真っ白になり始める





研磨「A、俺らはヤキモチを妬いてるんだ。リエーフとか、クラスメイトの男子にAが取られちゃうんじゃないかって…」






クロ「だから今日は縄張り張らせてね」






A「や、ヤキモチ…?な、縄張り…?」








前には研磨が後ろにはクロが。







これじゃ逃げられないよ…








クロ「俺らのAなのに、そうじゃなくなったら嫌だ。」






そんな事を耳元で呟かれてる間に研磨にくっきりと首筋にキスマークを付けられた。




研磨「ん…」






研磨の胸板を押して抵抗するけど研磨はやめる訳もなく






クロに手首を抑えられて、後ろから耳を甘噛みされる





A「ん…や、やめ…て…」






二人のキスマークと、噛んだ跡が残ってしまった。





そしてクロがするりと服を脱がす





A「!!!」




研磨「誰にも見せたことのないところ、俺らだけに見せてよ。そしてもう、誰にも見せないで…」







A「け、研磨…」





ピロリンッ♪




A「け、ケータイ鳴ってる…」




2人が動きを止める





クロ「続けていい?」






A「ん、でも…」






クロが手首を離してくれた







ケータイを開くとお母さんからメールが


"鍵持ってなかったらポストの中に入ってるよ"



その文字が頭の中でぐるぐる回る。






A「え、えええええええええええっっっ」








そういう訳で私の長い夜は終わる




ホッとしたけどなんだかちょっと勿体無いことしたかな…





でも、あの二人が嫉妬してたなんて分からなかったな…私って幸せ者だ。





研磨「鍵ポストの中に入ってたの、俺知ってたんだよね」




クロ「俺も笑」





そんな会話から始まる朝はもちろんケンカが始まる





2人が選んでくれた下着を身に着けて。首筋と耳にくっきりとキスマークを残したまま。


A「なんで教えてくれなかった の!?!?」

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作者名: | 作成日時:2015年6月6日 0時

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