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＿13 ページ13

ピッ
ピッ
ピッ
ピッ




毎日毎日、同じ音が聞こえる。




もう、私には生きる理由がなくなった。




慶ちゃんと別れた次の日、
私は家で血を吐いて倒れた。




もう、体も心もボロボロだった。



もう、限界だった。





ピッ…

ピッ…




私は、この頼りなくなる音が嫌いだ。

ここで働いてる人の忙しく歩く音も。

寝てる時に窓から見える景色も。

お見舞いに来た人達のまるで死体を見るような顔も。









心細い…。


慶ちゃんがいてくれたらなって思う。


でも、もう迷惑はかけないって決めたんだから。

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作者名：Tomo | 作成日時：2019年7月10日 21時

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