シュガーとソルト(2)

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何とか時間に間に合いみんながいるはずの楽屋へ






『おはようございまーす！』





涼太「おはようございます」





亜嵐「お、来た来た」






入った瞬間、みんながニヤニヤしながら私たちを見る






亜嵐「ねぇ、昨日はどうだった？」






そっか、みんな私が酔っ払って涼太くんの家に泊まった事知ってるのね






『どうだったって何もないですけど？

あ、昨日は酔っ払っちゃってすみませんでした』





龍友「なぁなぁなぁ！涼太やっぱり夜はSなん？」





隼「そのジャージ涼太くんのっすよね？」





裕太「きゃー！涼太のへんたーい！」





『ちょっとー！涼太くんは紳士なんだからそんな事しません！』





涼香「え、昨日涼太くんの家に泊まったんですか！？」





『うん、酔っ払って潰れちゃったみたいで』





涼香「へぇ、Aさんも結構やり手なんですね」





『いや、そういうわけじゃ』





玲於「ちっ。」






『あ、玲於くんおはよ！』





玲於「うっさい、ぶす」





『はいはい、朝から塩対応ありがとう』





玲於「だから言ったじゃん、オレンジジュースにしとけって」





『だって、玲於くん帰るから』





玲於「関係ないでしょ」






『関係大有り！！』





玲於「意味分かんねー。』





『なんでそんなに玲於くんがイライラしてるの』





玲於「お前のせいだから」





『謎が多い男だ』





玲於「うるさい、チャラ女」





『なんでよ！亜嵐くんと一緒にしないで〜』





亜嵐「おーい、聞き捨てならないなぁ

俺ちゃらくないからね！」





『昨日はチャラ男出てたよ？』





亜嵐「え、誰に対して？」





『え、私に対して』





亜嵐「嘘だー！」





『いやいや、本当に』





亜嵐「Aちゃんには出さないでしょ〜」





『あれ、それって遠回しに失礼なやつじゃないです？』





亜嵐「あ、失礼。本音が出てしまった」





『ちょっとー！』





龍友「ついに亜嵐くんにまでいじられ始めたか」





『みんなひどいよね〜』





隼「涼香ちゃんもきっといずれはあのポジションに行くんだよ？」





涼香「えー」





『えーって…

はぁー、涼太くんだけだよGENEで1番優しく扱ってくれるのは』





玲於「俺も優しいじゃん」





『1番優しいから遠い気がするんですけど』





涼太「みんな愛情表現が下手なだけだよ

ね？玲於」





玲於「別に」









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