シュガーとソルト(2)

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「次、佐野さんお願いしま〜す！

あ、Aさんチェックお願いできますか？」





『あ、はい！

涼香ちゃんも一緒に』





涼香「はーい」





『撮影の時はカメラマンさんにチェックって言われるから

そしたら、カメラマンさんと撮影したメンバーと一緒に写真確認してどれがいいか選ぶの』





涼香「へぇ〜」





『隼くんお疲れ様』





隼「ちょっとちょっと、今回いい写真多いんじゃないの〜」





『本当？どれどれ〜』





「これとかいいんじゃないですか？」





『んー、隼くんはこっちの角度からの方がカッコいいかなぁ』





隼「あ、いいねこれ」





「これでいいですか？」





『とりあえずこれで』





「了解です、じゃあ次佐野さん撮影入ります」





『お願いします』





涼香「角度とかあるんですね、どれも良かったけど」





『うん、メンバー1人1人表情とか角度とか合ったものあるから

日常からメンバーの顔よく観察してね』





涼香「はーいっ」






その後、玲於くんの撮影も終わりチェックに入る






『玲於くんお疲れ様』





玲於「ん、」





「佐野さんもどれもカッコいいね〜」





『んーっ、確かに！

どれもカッコいいなぁ』





玲於「うざっ」





『褒めてるのに！』





「これ、いいと思うんですよね」





『んー、ちょっと表情暗いかなぁ…私はこっちn…』

涼香「あ、この表情好き！」





「やっぱり？この表情いいですよね！」





『ですかね？』





「うん、よく撮れてると思いますよこれ」





玲於「お前はどれなの」





『えっ？私は…これかな

玲於くんっぽくていいと思う』





玲於「じゃ、これで」





涼香「えー、こっちの方がカッコよく写ってるよ？」





玲於「仕事の俺はお前よりこいつの方が分かってるから」






涼香ちゃんにとってはショックな一言だろうけど

私にとっては嬉しかったりする






「まぁ、確かにこの表情もいいですね！

これにしておきますね！次中務さん入ります」





『あ、はい！お願いします』






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そんなこんなで今日の仕事も無事に終わる。






『はぁー、お腹空いた』





涼太「何も食べてないの？」





『うん、結構バタバタしちゃって結局食べれなかった』





涼太「何か食べに行く？」








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