シュガーとソルト(2)

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その後の私は撮影中も次の収録の事で頭がいっぱいで仕方なかった。








「こちらで撮影は以上となりまーす！

お疲れ様でしたー！」





「「お疲れ様でーす」」





『お疲れ様です、ありがとうございました』





龍友「そんな焦らんでも逃げないって」





『どうしよ、もうすぐ岩田さんに会えちゃうよ』





亜嵐「まさか、岩さんファンだとはな〜」





『ねぇ、亜嵐くん髪型変じゃないかな？
顔に何か付いてたりしない？』





亜嵐「んー、どれどれ」






そう言ってグッと顔を近づけてくる






玲於「亜嵐くん近い」






不機嫌そうに私と亜嵐くんの間に入り込んで来た






亜嵐「はいはい、じゃあ玲於見てやって」





玲於「お前はどう頑張っても可愛くはならないからそのままでいいの」





『むーっ、だから玲於くんには聞かなかったのに』





涼太「素直じゃないんだから」





玲於「別に」





『自分で見てくるからいいもん』






化粧室に駆け込んで急いでメイクを直す






『ふぅ〜緊張する』






岩田さんはもちろんだけど

三代目に会うって事自体もの凄い緊張！！






『失礼のないようにしなきゃ。

よしっ！！』






頬を叩き気合いを入れて出た。









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スタジオを移動し、楽屋へ

隣が三代目の楽屋らしい






亜嵐「まだ岩さん来てないのかな？」





龍友「見てこようか？」





『いや、いいってわざわざ』





涼太「来てたら俺ら挨拶しないと」





玲於「てか、そういうのってマネージャーのお前が確認しに行くもんじゃないの」





『そ、そうですよね…見て来ます』






緊張しながら隣の様子を見に行く






『…だめだ、ノックができない』






ドアの前に来たもののノックが出来ずにいると

後ろから声が聞こえた






「あれ？GENERATIONSの…」





『へっ？』






振り返ると見覚えのある顔






「あ、三代目のマネージャーしてます林原です」





『あ、お世話になってます！』





「どうかしました？」





『あ、いやご挨拶大丈夫かなと思いまして』





「あー！全員揃ってますからどうぞ」






なんてドアを開け招き入れようとする






『あ、いやいや！メンバーも連れてご挨拶に伺います！』






ドアの向こうに岩田さんが！
なんて考えただけで顔から火が出そうで逃げるようにみんなが待つ楽屋へ戻った









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