シュガーとソルト(2)

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しばらくすると玲於くんがお風呂から上がって来た

出て来た姿は相変わらず【水も滴るいい男】

あー植物図鑑もいいけど

玲於くんは見てるだけで同じ空間にいるだけで

いや、同じ時間を生きてると思うだけでキュンキュンする！！






玲於「ニヤけ顔気持ち悪い。」





『あ、ごめんつい』





玲於「あ、岩さんのやつ」





『そう、植物図鑑！』





玲於「俺もまだ観てなかったんだよね〜」





『先輩から貰ったやつなんだからすぐ観ないとダメだよー』





玲於「だって、俺が1人で恋愛映画観てたらキモくね？」





『あー…うん確かに』





【「待って」】

【「待たない」】

【「もうここからは同居人なんて言わせない」】






『ちょちょちょ待って！キスシーン！！！！』






玲於くんと話ししてたらいつの間にか

告白シーンからのキスシーンに入ってた






玲於「うるせぇな。

てか、もっと詰めろデブ」





『しーっ、今いいところ』





玲於「ちっ」






いいなぁ、さやかちゃんになりたい私も…






『いーなーさやかちゃん羨ましい

岩田さんカッコいいよー、、』





玲於「お前いつから岩さんのファンになったの」





『割と前から隠れファンだよ？』





玲於「…お前って意外と浮気性だよね」





『え、なんで？私がファンなの岩田さんだけだよ？』





玲於「は？」





『え？ダメかな？岩田さんのファンじゃ』





玲於「いや、意味わかんねぇ」





『…ん？

…あっ！玲於くんはファンじゃないから！』





玲於「何なんだよお前」





『だって、ほら玲於くんの事は好きだから！

ファンじゃなくて、恋愛として！』






前は玲於くんの一ファンだとか言ってたけど

もう本人にもみんなにもバレてるし今更隠す意味もない






玲於「うざっ」





『え、なんで？どこにうざい要素あった？』





玲於「全部。存在がうざい」





『むぅ〜』





玲於「ほら、お前の大好きな岩さん観てろよ」





『もういいヤキモチ妬いちゃうからお風呂入ってくる、、』





玲於「は？ヤキモチ！？

…絶対本人には会わせたくねぇ(小声」





『ん？何か言った？』





玲於「なんでもねーよ、早く入ってこい」





『はーい、お借りしまーす』









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