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○11 ページ47

(Fukazawa side)

めめを連れて帰る。

『ふっかさん、舞香のプレゼントって?』

紫「あさみから聞いたんだ。舞香ちゃん、めめにプレゼント残してたって。探してみよ?」

『舞香が…俺に…』

緑「きっと素敵なプレゼントだよ。」

めめの目に光が戻ってきた。
そしてめめは必死に探し出していた。


そんな時に佐久間がやって来た。
あべちゃんと交代か。

桃「めめは?」

紫「舞香ちゃんのプレゼント探してるとこ。」

桃「そっかぁ、舞香ちゃんそんなの用意してたんだね。最愛のめめだもんね。」


1時間ほど経っても、めめは戻って来ない。
まさか?と、思いめめを探すと
めめは二人の勉強部屋にいた。
そしてある映像を見ていたんだ。








(mm side)

舞香が旅立ってどれくらい経ったのだろう?
俺は何も考えることも出来ず過ごしていた。
食べることも寝ることも出来ない。


舞香のいない世界なんて生きてる意味がない。
舞香の側に行きたい。
そればかり考えていた。
気が付くと舞香の墓前にいた。


舞香、待ってて。
すぐに舞香のとこに行くから。


俺はナイフを手にした。


ふっかさんとあべちゃんに俺は止められた。
どうして行かせてくれない?
舞香のいない世界なんて苦痛でしかないのに。

紫「舞香ちゃんの残したプレゼント探そ?」

舞香の残したプレゼント?
俺のために残したプレゼント?


それを聞いた俺は舞香の面影を探した。






舞香が旅立ってから、一度も入らなかった勉強部屋。
舞香が最期まで論文を書いていた部屋。
思い出すと胸が引き裂かれそうになる。


舞香の机に腰掛ける。
舞香の温もりはもう消えている。
机の上には一通の封筒があった。


“目黒蓮様”と書いてある。舞香の字だ。
俺は急いで封筒を開ける。
中には一枚のDVDと、手紙が入っていた。


“目黒蓮様”
蓮くんがこれを見つける時、私はもう蓮くんの側にはいないでしょう。
だからこれを見つけたのよね?

ずっと隣りにいる約束を破ってごめんなさい。
神様は私たちが仲良しだから嫉妬しちゃったのかも。

蓮くんと出会ってもう35年なんだなぁって、思い出しながら書いています。
若かったね。蓮くん17歳、私は23歳。

蓮くんに出会って私は本当に幸せでした。
ずっとモノクロだった私の世界が一気に色付いて、生きることが楽しくなったのよ。
毎日、蓮くんのことが好きになってた。
もちろん、今でも好きが更新されてます。

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作者名:ちょ | 作成日時:2021年11月20日 18時

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