検索窓
今日:10 hit、昨日:44 hit、合計:27,789 hit

○12 ページ32

(Fukazawa side)

舞香ちゃんが会いたい人って?
俺にしか頼めない人ってこと?


俺には全く検討が付かなかった。

紫「会いたい人って?」

「佐久間くんに会いたいの。」

紫「佐久間?えっ?」

「どうしても佐久間くんに伝えたいことがあって。」

紫「…舞香ちゃん。めめには?」

「言わないでほしいの。お願いできないかな?」

紫「舞香ちゃんはめめを裏切ることはしないよね?」

「そんなんじゃないわ。伝えたいことがあるだけ。」

俺は佐久間の舞香ちゃんへの想いを知っていたから
あまり会わせたくはなかった。


ただ、舞香ちゃんがめめを裏切ることではないと言い切っていたから
佐久間を会わせることにした。

紫「ねえ、舞香ちゃん。俺、めめから聞いたんだ。病気のこと。佐久間には?」

「伝えないでほしいな。でも会えるのは病室だけど。仕方ないね。」

紫「分かった。舞香ちゃんには舞香ちゃんの考えがあるんだろうから。俺が責任持って佐久間を会わせることにするよ。絶対にめめを裏切らないなら。」

「しない。絶対にしないわ。私には蓮くんしかいないもの。」

俺は佐久間を舞香ちゃんに会わせることにした。






俺らの会社に佐久間を呼び出した。

桃「どしたの?会社にって。」

紫「ちょっと佐久間に話したいことあってさ。直接話たかったんだ。」

桃「なになにー?俺、クビとか(笑)」

紫「マジメな話。」

桃「あ、ごめん。」

紫「佐久間に会いたい人がいるんだ。」

桃「俺に?」

紫「そう。その人に会ってほしいんだ。今から。」

桃「いきなりなんだけど。ま、今日は時間あるし。いいよ。会っても。」

紫「じゃあ、行こう。待ってるから。」


俺は佐久間と、舞香ちゃんの病院へ向かった。

桃「ここって東都医科大学附属病院だよね?患者さんとか?」

紫「ま、そう。こっちだから。」


病室の前まで行く。

桃「ここ、特別室みたいだけど…偉い人とか?」

紫「入るよ。」

病室のドアを開けた。

紫「お待たせ。連れてきたよ。」

桃「失礼します。えっ?舞香ちゃん……」

佐久間は驚きを隠せず
俺を見ていた。

○13→←○11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 3.8/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
49人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 目黒蓮
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちょ | 作成日時:2021年11月20日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。