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○24 ページ18

大河の撮影最終日。

ス「目黒さんオールアップです!」

拍手と共に監督から大きな花束をいただいた。
あ、白バラが入ってる。
舞香、喜ぶだろうな。


大河の主役という重圧から開放されたけど
反対に長い時間を一緒に過ごしたスタッフさんや共演者の方々との別れも寂しい。


こうやって演じさせていたたいたこと。
一生の宝物になった。


放送は年明けから。
どんな仕上がりなのか楽しみだ。







大きな花束を持って帰宅する。
ネージュの子供のルナが飛びついてきた。
そう、ルナは舞香が飼っていたボルゾイのルナから名前をもらった。

『ルナただいま。』

お腹見せて撫でての催促して可愛いやつ。
玄関でルナを撫でていると

「おかえりなさい。わ!すごい大きいのね。」

『ただいま、舞香。』

舞香が花束の大きさに驚いてる。

「さすが主役は大きさが違うのね。すごい。」

『ね、舞香見て。これ。』

「あ、白バラね。」

『飾ってよ。』

花束を渡すと、大きくて少しよろける舞香。

「結構、重いのね。お預かりします。」

花束を抱えてフリールームへ行った。
あれだと2時間は戻ってこないぞ。
舞香は花を生けると集中し過ぎるからな。
無心になれていいんだって。


あ、ただいまのハグしてない。
ま、戻ってきてからでいっか。


俺は何も考えず、着替えてルナと戯れていた。







1時間くらい経った頃

「ガチャーン!!」

何か割れたような音がした。
急いでフリールームへ行く。

『舞香?大丈夫か?』

「ごめんなさい、花器を落としちゃった。」

床には花器の破片が散らばっていた。

『怪我してない?見せて。』

「大丈夫よ。どこも怪我してないわ。」

『珍しいね、重かった?』

「ううん。花器を持とうとしたら腰が急に痛くなったの。」

『きりのいいとこで止めてさ。マッサージするよ。』

「ありがとう。そうするね。」

舞香は残り半分の花を水に漬け
破片を片付け始めた。
かなり痛むのか腰を擦っている。

『俺が片付けるから、舞香はベッドに行ってな。』

「大丈夫よ。じゃあ一緒に片付けよ。」

二人で片付け、寝室へ向かった。








『舞香ー、横になって。』

「はーい。お願いします。」

ボディクリームを手に取り温める。

『失礼しまーす。』

舞香の裾を捲り、ボディクリームを塗る。
相変わらずきれいな身体だ。
とても56歳とは思えない。若い頃のまま。
そりゃ美魔女って言われてスカウトされるわ(笑)

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作者名:ちょ | 作成日時:2021年11月20日 18時

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