その３ : レイカ ページ5
人生初のお姫様抱っこ。
てか、コレが最初で最後かも？ ……とにかく、異様にドキドキが治まらない。
ソファーに下ろされて、ホッとしてる自分と、少しだけ残念に思ってる自分がいる。イヤ、ホントに少しだけねっっ!!!
上目遣いでコッソリ見上げると、心配そうなオッパと目が合った。
「なぁ、ダイジョブか？ 医者に行くほどでもねえかなって思ったけど、やっぱ念のため行っとくか？」
「だ、大丈夫だって。 こんなのさっき買ってもらった薬塗っとけばすぐに治るって!!!」
「じゃ、塗ってやるから、ヒザ出しな。」
………!!!サラッとゆってますけど、ナニ、足を出せと？ ヒザなんだから自分で塗れるっての!!!
「いいっっ!!! 全然自分でデキマスからっっ!!!」
………このヒト、私の声が聞こえないの？ お断りしてるにもかかわらず、どんどん袋から薬を取り出すと、有無を言わさず塗り始めちゃった。
「………ごめんな。」
眉間にシワ寄せて、真剣に薬を塗ってくれてるオッパが、ボソッと呟いた。
「な、え？ なんで謝るの？ 私が勝手に転んだんだし……」
「でも俺のせいだ。 俺がもっとおまえを気づかって、ゆっくり歩いてりゃこんなケガさせずに済んだのに………」
困る………こんなトコ見せられたら、惚れちゃいそうになる。 私はギャップに弱いのだ。
「ね、ねぇ、大げさだよ〜〜……こんなのスグに治るから……」
「責任とるから。」
「せきにん？ 責任って……え？」
なになになにっっ!? 嫁にでも貰うつもりっっ!?
「俺の自由な時間は、全部おまえのモノにしていいから。」
ズキュ〜〜ン………認めます………惚れちゃいました(汗) ………言えないけど。
「………よし、塗れた。」
膝から私の顔へと目線を変えたオッパと、バッチリ目が合った。
「……………」
「……………」
お互い無言で見つめ合う。
ドキドキドキドキドキドキ………
このまんまいたら、早死にするヨォ〜〜(汗)
どーしたものか、と思った矢先、
「カンカン♪カンカ〜〜ン♪」
パタパタとリョウタが走ってきた。
まだ床に座ったまんまのオッパの胸に飛び込んだリョウタは、
「ジューチュのむぅ〜〜」
か、カワイイ〜〜
片手で軽々とリョウタを抱え、冷蔵庫開けてるオッパを見ながら、この気付いちゃったキモチをとーするかなぁって考えてた。
☆☆☆ 私のイメージでは『黒髪短髪』なんだけどぉぉぉ〜〜……今の金髪は……(￣▽￣;)
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ちひな(プロフ) - なんですよねぇ。まだ行ってないってことは２年以上も待つのか、と。 (2017年4月22日 20時) (
レス) id: 83136caaba (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - うんうん。まだギュッたんは行ってないけど帰ってきてフルメンバーでのSSが観れる日が待ち遠しいですね。 (2017年4月22日 19時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
ちひな(プロフ) - 純子さん» 純子さん、こばんはﾃﾞｽ。行きますっっ!!!『アリアリ』とは楽しみですよ〜〜wwwありがとうございます(人´∀`*) (2016年11月8日 21時) (レス) id: b4e814bcad (このIDを非表示/違反報告)
純子(プロフ) - 兄さんの映画 見に行く価値アリアリですよ兄さんらしい映画です (2016年11月8日 0時) (レス) id: e13ed08fd7 (このIDを非表示/違反報告)
ちひな(プロフ) - マイマイさん» マイマイさん、ありがとうございます。ガゼン観に行く気になりました!! そんなに笑えるとは、期待しちゃいますw...そしてフツー聞けそうな『感動』とかいうより『爆笑』ってのが、なんだか兄さんぽくて、いいなぁ〜〜←え？ (2016年11月5日 8時) (レス) id: b4e814bcad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちひな
| 作成日時：2014年8月23日 10時
