悪食マフィアの気持ち、知ってます？（Part すりーだお）

おうちかえりたい ページ11

敵組織はマシンガンを構えていた。



花「いやあぁっ！！誰か姫を助けてぇっ！！」

『君黙ってて五月蝿い。君を助けに来てこれだよ。一応助けとるわ。』





ぬわああぁぁ！！brrikkoキッモ！





『う〜ん・・・じゃ、君ちょっと此処に居てね。』

花「ええっ！私をこんなところに置いて、自分だけ逃げるつもり？！ひっど〜い！」



『んな訳ねぇだろこの莫迦！彼奴らの処刑だよ！

君が側にいると邪魔だから此処で大人しく待ってろって事だよ！』



ああ、家に帰りたい・・・





『あー、【生命掠奪】』



敵全員の手足、頭を食らうと、双黒がこちらに走って来た。





太「いやぁ、尾崎幹部の異能は何度見ても美しいねぇ！特にその【生命掠奪】！

貴方の様な美少女の周りで穢れた血飛沫が舞う・・・！！」


『お前も中原と同じ中二病だな。』



太「どうか将来私と心中して頂けないでしょうか・・・！」

『そうか。残念ながら僕はエゴイストなもんで「死」を許せない性格なんだ。』





そう言いながらラヴクラフトから貰った異能を使って２０歳の青年になる。

なるべく「ロキ」に似せない様に・・・





『・・・僕が車運転するよ。』

「珍しいですね。」


『だって、この中で血が付いてないの僕だから。』

双黒「「あ」」




いや、あ、じゃねぇよ。

死刑執行した本人が運転すんのかよ。




花「え〜？！未成年なのにぃ、運転出来るんだぁ！凄いねぇ！」

『デキマストモ。森さんをボコし乍ら頼んだ甲斐はあるぜ？』



双黒「「( ・-・ )(敵わねぇ)」」




＿＿＿＿_______＿_____





花「お兄さん達、イケメンだねぇ！良かったらぁ、私の召使いにならない？

ポートマフィアはぁ、花園家の傘下だしぃ？」






・花園 姫 ﾊﾅｿﾞﾉ ﾋﾒ



９歳なう。

茶髪の髪をぐるっぐるにして「御伽噺のお姫様」感がパネェ。


ぶっちゃけこの小説内で一番のキモキャラである。

駄作者が真逆の性格のため、たまにおかしくなるかも。


です、はい。





マフィア×３「「『(帰りたい)』」」




その時、サイドミラーに奇妙なものが見えた。

それはまるで・・・




『おーい、ふざけんな(無気力)あれ、敵の異能じゃねぇかよ・・・』



紫色の、鎖の束。




「増援か・・・！！」

太「その様だね・・・」


『ったく。中原、運転変われ。』

「？！まさか一人で」

『いいから変われ！』

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