恋をして (ページ2)

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you side

「A！！」

『あ、ハル！』

今日は待ちに待ったLiveの日

お揃いの服を着てフェルトを持って顔にタトゥーシールを貼る

なんてことはしない

なんで同じ服着るのか全然理解できない

「今日は誘ってくれて有難う！やっと壱馬君に会える、、、」

『いいんだよ、それに私の方が感謝しなきゃ。私なんかといってくれて有難う』

人に合わせたいと思わない性格だからあまり友達もいない上辺だけの友達はいるけど

一緒に出かけるほどの仲良しな子は彼女以外いない

だから私は彼女に感謝しきれない恩がある

「うううう、A、、そんな可愛い顔してお礼なんて言わないでぇぇ、惚れちゃうよぉぉぉ」

『あはは、何いってるのよ。ハルの方が何倍も可愛いよ』

望月ハル私のたった1人の友達。

少し低めの身長で可愛らしい顔立ち

今日は巻き髪をしてピンクベージュのロングヘア

小さなドット柄の白いワンピースとっても似合ってる

ほら、周りの人がちらちら彼女を見てるよ

花が咲くように笑うんだよ可愛い

そして私みたいな変な人と一緒に居てくれる優しい子

　

有難うなんて言うと頬を膨らませて

“私が一緒にいたいからいるの、お礼なんて言わないで！”

怒るみたいに言う全然怖くないむしろ可愛い

そんな姿が可愛くていつもいってしまうのは秘密

それぐらい素敵な女性

「もうすぐ壱馬君に会えるね！楽しみだなあ」

『そうだね』

「Aも慎君に会えるんだよ！嬉しくないの？」

『ん？嬉しいよ～』

「写真も撮れるんだからもっとテンション上げてよ！！！」

『そうだね。、、、え？』

「あれ？言ってなかったっけ？バクステ当たっちゃった❤」

いや、そんなサラッと言わないで

『どうしよう、なんか緊張してきた』

「へー、Aでも緊張することあるんだ」

『そりゃ私も人だからね！！』

えへへって可愛らしく笑って早く行こ！って手を引かれる

会えるまであと10分‥‥